Aruba、モビリティコントローラー用新ソフトウェア、ArubaOS 6.1.3.4を発表 Ciscoの競合製品に比べ、パフォーマンスが4倍、復旧速度は7倍に向上

Aruba、モビリティコントローラー用新ソフトウェア、ArubaOS 6.1.3.4を発表 Ciscoの競合製品に比べ、パフォーマンスが4倍、復旧速度は7倍に向上

2012年09月05日

本資料は、米国にて2012年8月14日(現地時間)に発表されたプレスリリースに基づいて作成した日本語抄訳です。

2012年8月14日、米国カリフォルニア州サニーベール
Aruba Networks, Inc.(NASDAQ:ARUN、以下Aruba)は、同社の無線LAN(WLAN)を使用した新しいソフトウェアをリリースしたことを発表しました。本製品により、課題の多いモバイル環境において、一貫性を備え、帯域幅についての予測通りのパフォーマンスと、ネットワーク障害が発生した場合の迅速な復旧の実現をサポートすることが可能になります。

モバイル・デバイス、音声や動画などのリアルタイムのモバイル・アプリケーションの増加に伴い、多くの企業は、大規模なモビリティ・ネットワークにおいて高パフォーマンスを実現し、ダウンタイムを最小化する方法を模索しています。新しいArubaのモビリティ・コントローラー用ArubaOS 6.1.3.4は、企業が抱えるこのような深刻な問題に対処します。

ネットワーク上のモバイル・デバイスの数が増加するのに伴い、利用可能な帯域幅は減少します。その結果、個々のクライアントに対する帯域幅の割当てが予測不能となり、Wi-Fi接続が中断し、データ転送に障害が発生します。ArubaのAirtime Fairness機能と新しいArubaOSを使用すれば、1つのクライアントグループがネットワークリソースを独占することはありません。実際、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど、さまざまな数や構成のクライアント・デバイスを用いて競合製品と比較試験を行った結果、ArubaのWLANはCiscoのWLANと比較して、最大で4倍のパフォーマンスを提供することがわかりました注1。試験手法を含む試験結果の完全版はこちらでご覧いただけます。
注1:Aruba Networks, Inc.自社試験

モビリティ・ネットワークの拡大に伴い、パフォーマンスに加えて、ネットワーク障害が発生した場合の迅速な復旧も企業にとっての大きな課題として挙げられます。従来のWLANソリューションでは、1つのアクセスポイントの復旧に最大60秒かかるため、ネットワークユーザに対するダウンタイムを引き起こし、企業のメンテナンスコストが増加する結果につながります。ArubaOS 6.1.3.4を導入することで、ArubaのWLANはCiscoのWLANと比較して、最大7倍の復旧速度を実現します。障害が発生した場合も非常に迅速に復旧できるため、ビデオ会議でさえ中断されることはありません。

競合ソリューションがコントローラーとアクセスポイントの回復力のみを重視する一方で、Arubaは、Microsoft Lync、Apple FaceTime、ユニキャストおよびマルチキャスト動画などのクライアントやアプリケーションを中断することなくストレスなく再生できます。たとえば、Microsoft Lync ServerのWi-Fi資格を初めて取得したArubaのWLANは、Wi-Fiの混雑時に自動的にユニファイド・コミュニケーション(UC)アプリケーションを識別し、優先順位付けし、保護することで、これらのアプリケーションの性能を最大で75%向上させることが可能です。

メンフィスの地域医療センター(The MED)は、WLANの回復力を重視するArubaのアプローチの恩恵を受けている地域医療機関の1つです。総合病院1ヶ所とクリニック4ヶ所を通じて、メンフィスから240キロ圏内の5州に医療サービスを提供している他、テネシー大学健康科学センター(University of Tennessee Health Science Center)最大の医療および外科教育センターの1つとしても機能しています。500人の看護師と200人の医師を含む2,200人以上の従業員が、ArubaのWLANを利用して高品質の患者ケアを24時間体制で提供しています。

The MEDのIT担当ディレクター、トニー・アルフィア(Tony Alphier)氏は次のように述べています。「当センターの医療スタッフは、いつでも無線に接続でき、いつでも重要な患者情報にアクセスできることを望んでいます。当センターでは、ユーザ、リアルタイム・アプリケーション、および臨床モバイル・ワークステーション(BMW)などのモバイル・デバイスを引き続きネットワーク上で増加させていく予定であるため、無線ネットワーク・インフラの冗長性と回復力を確保することはこれまでにも増して重要です。高可用性を重視するArubaのアプローチは、Ciscoの無線インフラから切り替えを促進するための重要な要因でした。当センターはArubaの導入により、ネットワークのダウンタイムを事実上排除し、ダウンタイムに伴うコストとITリソースの浪費をなくすことができました。」

Arubaのチーフ・テクノロジー・オフィサーであるカ―ティ・メルコート(Keerti Melkote)は次のように述べています。「WLANの回復力にとって最も大切なのは、クライアントとアプリケーションへの中断のないアクセスであるとArubaは考えています。今日のモビリティ・ネットワークは、膨大に流入してくるモバイル・デバイスに加えて、大半のユーザが日常的に使用しているリアルタイムの音声および動画アプリケーションに対応できる必要があります。Arubaは新しいソフトウェアと独自の既存WLANポートフォリオを通じて、企業のお客様がこれらの課題を解決できるよう支援しています。さらに、比較試験でも示された通り、他のWLANベンダーが提供することのできないレベルのパフォーマンスと回復力を実現しています。」

競合製品との比較試験の結果(完全版)は、http://www.arubanetworks.co.jp/technology/performance-reports/からダウンロードできます。

アルバネットワークスについて

Arubaは、モバイル・エンタープライズに向けた次世代ネットワーク・アクセス・ソリューションの主要プロバイダです。ArubaのMOVE(Mobile Virtual Enterprise)アーキテクチャは、企業の本部やモバイル勤務の専門職、リモートワーカー、ゲストに対して、有線および無線のネットワーク・インフラを単一のシームレスなアクセス・ソリューションへと統合します。このアクセス・ネットワークに対する統合的アプローチは、生産性を劇的に向上させるとともに、資本コストと運用コストを大幅に削減します。
カリフォルニア州サニーベールに本社を置くArubaは、NASDAQおよびRussell 2000® Indexに上場し、アメリカ、ヨーロッパ、中東およびアジア太平洋地区で事業を展開しています。Arubaについての詳細はhttp://www.arubanetworks.comをご覧ください。リアルタイムで更新される最新情報については、TwitterおよびFacebookでArubaをフォローしてください。

© 2011 Aruba Networks, Inc. AirWaveのデザインマーク、 Aruba Networks®、Aruba Wireless Networks®、Aruba the Mobile Edge Companyの登録済みロゴ、AirWaveの登録済みロゴ、Aruba Mobility Management System®、Mobile Edge Architecture®、People Move. Networks Must Follow®、RFProtect®、およびGreen Island®はアルバネットワークスの商標です。すべての権利は留保されています。その他の商標はすべて、それぞれの所有者の財産です。

本件に関する報道関係からのお問い合わせ先

日本ヒューレット・パッカード株式会社 マーケティング 杉田、杉江
TEL: 03-6809-1540
Email: jinfo@arubanetworks.com