HPE、SD-WAN のリーダーである Silver Peak 社の買収を完了

両社の提携により、お客様のエッジからクラウドへの移行を加速する包括的なネットワーキング・ポートフォリオを構築

※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下:HPE)が、2020年9月21日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文は以下をご参照ください。

https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2020/09/hpe-completes-acquisition-of-sd-wan-leader-silver-peak.html

HPE は本日、SD-WANのリーダーである Silver Peak社 の買収を完了したことを発表しました (買収総額は 9 億 2500 万ドル (約 990 億円))。Silver Peak は、Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company(以下、Aruba) の一員となります。この買収により、Aruba ESP (エッジ・サービス・プラットフォーム) が強化され、有線/無線のローカル・エリア・ネットワーク (LAN) とワイド・エリア・ネットワーク (WAN) のあらゆる側面に対応して、エンタープライズ・クラウドの変革を促進する包括的なエッジ・ツー・クラウド・ネットワーキング・ソリューションを提供できるようになりました。

HPE の社長兼 CEO のアントニオ・ネリは、次のように述べています。「HPE のインテリジェント・エッジとエッジ・ツー・クラウドのビジョンと成長戦略の鍵を握るのが、WAN の変革です。Silver Peak の買収により、HPE は SD-WAN を網羅する製品を提供でき、あらゆる場所ですべてのアプリケーションとデータに真の分散型クラウド・モデルとクラウド・エクスペリエンスをもたらす戦略を加速させます」

「Aruba Networks の創業者で Hewlett Packard Enterprise インテリジェント・エッジ担当社長のキルティ・メルコーテは、次のように述べています。「Silver Peak チームを Aruba ファミリーに迎えることができ、大変うれしく思います。ハイブリッド・ワークプレイスが進化するにつれ、企業は接続性をブランチにまで拡張し、セキュアな在宅ワーク・エクスペリエンスを用意したいと考えています。Silver Peak の高度な SD-WAN テクノロジー、そして Aruba の SD-Branch と在宅勤務ソリューションを組み合わせることで、ブランチ・オフィスや WAN の導入をシンプルにし、リモート・ワークに関する諸環境を整え、クラウドに接続された分散型企業を実現することで、妥協のない業務変革を推進できるようになります」

買収に伴い、Silver Peak の創業者兼 CEO のデイビッド・ヒューズが HPE に加わり、Aruba の WAN 事業シニア・バイス・プレジデントに就任します。

すべてを網羅する WAN 製品でお客様のニーズを満たす
従来の WAN アーキテクチャは比較的高コストで運用が煩雑なため、企業は SD-WAN テクノロジーへの投資を増やしています。Aruba と Silver Peak には、エッジでのシンプルさ、拡張性、アプリケーション・アウェアネスを提供するというビジョンと目標を共有しています。Aruba のオールインワンSD-Branchポートフォリオと在宅勤務ソリューションに、Silver Peak の自律型 SD-WAN と WAN 最適化ソリューションを組み合わせることで、Aruba はお客様の広範な要件に対応し、有望な市場機会を掴めるようになります。

Silver Peak の創業者で Aruba WAN 事業シニア・バイス・プレジデントのデヴィッド・ヒューズは次のように述べています。「Aruba の新しい WAN 部門を率いて、お客様が迅速にエッジからクラウドに変革できるよう、お手伝いするのを楽しみにしています。デジタル・トランスフォーメーション、クラウド・ファーストの IT アーキテクチャ、どこにいようとモバイル・ワークが可能な環境を整備することが喫緊の課題となり、企業はネットワーク・エッジを見直す必要に迫られています。Silver Peak と Aruba を組み合わせることで、お客様はこうした IT メガトレンドの先端をいく変革を完全に実現できるようになります」

買収の詳細
Silver Peak は、HPE が買収を通じて戦略を加速させ、競争力を高めることに成功している例の一つです。Aruba と Silver Peak を統合することで、HPE のインテリジェント・エッジ事業を強化し、大きな収益機会を獲得し、インテリジェント・エッジ・セグメントの収益成長と粗利益率の向上につなげています。当社は、この買収により、22 年度の非 GAAP ベースの EPS はニュートラルになると予想しています1[*脚注]

HPE は、2020 年 10 月 15 日に開催される証券アナリスト・ミーティングで、Silver Peak の統合がどのように価値を生み出し、成長と収益性を高めるかについて説明します。

122年度のGAAPベースの EPS はわずかに希薄を予想.


ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをas-a-serviceとして提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。

将来見通しに関する記述
この文書には、1995 年私募証券訴訟改革法のセーフハーバー条項に定義されている将来の見通しに関する記述が含まれています。このような記述には、リスク、不確実性、および仮定が含まれています。このようなリスクや不確実性が現実のものとなった場合、またはこのような仮定が不正確であると判明した場合、HPE およびその連結子会社の業績は、このような将来の見通しに関する記述や仮定によって明示的または暗示的に示されたものとは大きく異なる可能性があります。過去の事実に関する記述以外のすべての記述は、将来の見通しに関する記述とみなされる可能性のある記述です。これには、本文書によって企図される取引の期待される利益とコストに関する記述 (成長機会の拡大、お客様メリットの提供、シナジーやその他の経済的メリットの実現を含む)、収益、費用、純利益、営業利益、キャッシュフロー、またはその他の財務項目の予測、製品またはサービスに関連する期待される開発、業績、市場シェア、または競争力のある業績に関する記述、現在または将来のマクロ経済の動向やイベント、およびそれらの動向やイベントが HPE とその財務業績に与える影響に関する記述、期待または信念に関する記述、および上記のいずれかの基礎となる仮定に関する記述が含まれますが、これらに限定されません。リスク、不確実性、および仮定には、期待される利益が期待どおりに実現しない可能性、HPE の SEC 報告書に記載されているその他のリスクが含まれています。これには、当事者が統合戦略を成功裏に実施できない可能性、および 2019 年 10 月 31 日に終了した HPE 会計年度の Form 10-K 年次報告書とその後の Form 10-Q 四半期報告書に記載されているリスクが含まれますがこれらに限定されません。HPE は、将来の見通しに関するこれらの記述を更新する義務を負わず、また更新する意図もありません。

Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company について
Aruba, a Hewlett Packard Enterprise company は、AI を活用してネットワークを自動化し、データを活用して強力なビジネス成果を上げる、セキュアでインテリジェントなエッジ・ツー・クラウド・ネットワーキング・ソリューションのグローバル・リーダーです。Aruba ESP (エッジ・サービス・プラットフォーム) とアズ・ア・サービス・オプションにより、有線/無線 LAN、ワイド・エリア・ネットワーキング (WAN) のあらゆる側面に対応しながら、キャンパス、ブランチ、データセンター、リモート・ワーカー環境における接続性、セキュリティ、および財務の要件を満たすためのクラウドネイティブなアプローチを提供しています。

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◆本件に関する報道関係からのお問い合わせ先◆
日本ヒューレット・パッカード株式会社 マーケティング 宮川
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広報代行 株式会社プラップジャパン 髙橋、谷本
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