HPE Aruba Networking 650 シリーズ Wi-Fi 6E AP

優れたキャパシティ、幅広いチャンネル、低干渉の Wi-Fi 6E で最高レベルのパフォーマンスを実現します。

HPE Aruba Networking のフラッグシップ Wi-Fi 6E アクセス・ポイント

最大 1200 MHz の新しいチャンネルをサポートし、キャパシティはほぼ 3 倍になっているため、帯域幅を多く消費する動画、増加するクライアント・デバイスや IoT デバイス、クラウドの台頭によって高まる需要にも対応できます。

6GHz でキャパシティを向上

6GHz でキャパシティを向上

650 シリーズ AP は、6 GHz 帯をサポートし、優れたパフォーマンス、幅広いチャンネル、低干渉を実現するために完全に設計された屋内アクセス・ポイントです。HPE Aruba Networking のフラッグシップ キャンパス Wi-Fi 6E AP は、最大 7.8 Gbps の総データ・レートと 4x4 MU-MIMO を実現します。

チャンネル使用の最大化

チャンネル使用の最大化

HPE Aruba Networking の特許取得済みウルトラ・トライバンド・フィルタリングにより、利用可能なチャンネルを動的に調整して信号の干渉やパフォーマンス低下を排除することによって未認可の 6GHz 帯を最大限に活用できます。

高効率かつセキュア

高効率かつセキュア

Wi-Fi 6E は、802.11ax 規格 を 6GHz 帯に拡大します。OFDMA (直交周波数分割多元接続)、MU-MIMO (マルチユーザー MIMO)、Enhanced Open、WPA3 などのあらゆる効率・セキュリティ強化機能がサポートされています。

IoT 対応

IoT 対応

Bluetooth Low Energy (BLE) および Zigbee 対応により、アセット追跡、セキュリティ・ソリューション、センサーなどの IoT デバイスの導入・管理は簡単です。

要求の厳しい環境に応える Wi-Fi 6E

HPE Aruba Networking 650 シリーズ AP は、6 GHz 帯を活用して高速かつセキュアな接続を実現する上、構成可能な 5 Gbps デュアル・イーサネット・ポートにより高可用性も確保します。

高い耐障害性

1、2.5、または 5 Gbps 対応の 2 つの構成可能な HPE ® Smart Rate イーサネット・ポートでヒットレス・フェイルオーバーによりデータとパワーを確保します。

セキュアな接続

Wi-Fi 6E 規格の機能として WPA3 や Enhanced Open をサポートし、ゲスト・アクセスやデータ暗号化を強化します。

ロールベース・アクセスの自動適用

有線・無線ネットワーク上でロールベースのポリシーを一元的に構成し、自動的に適用します。

動的トラフィック・ステアリング

2.4 GHz 帯から希望の 5 GHz または 6 GHz 帯に自動的にトラフィックを誘導することにより、トラフィックの負荷分散を行い、優れたパフォーマンスを確保します。

HPE Aruba Networking 650 シリーズ AP の詳細と仕様

HPE Aruba Networking 650 シリーズ AP の詳細と仕様
  • ハードウェア型式
    • AP-654: 外部アンテナモデル
    • AP-655: 内部アンテナモデル
    Wi-Fi無線仕様
    • APタイプ: 屋内、トライバンド無線、2.4GHz、5GHz、6GHz (同時) 802.11ax 4x4 MIMO
    • 2.4GHz無線: 4空間ストリームMIMOで、HE40 802.11axクライアントデバイスとの間で最大1,147Mbpsのワイヤレスデータレートを実現
    • 5GHz無線: 4空間ストリームMIMOで、HE80 802.11axクライアントデバイスとの間で最大2.4Gbpsのワイヤレスデータレートを実現
    • 6GHz無線: 4空間ストリームMIMOで、HE160 802.11axクライアントデバイスとの間で最大4.8Gbpsのワイヤレスデータレートを実現
    • 6GHzおよび5GHzの場合はダウンリンクMU-MIMOとアップリンクMU-MIMOの両方、2.4GHzの場合はダウンリンクのみ
    • 無線あたりの最大アソシエートクライアントデバイス数は512、最大BSSID数は16 (6GHz無線では8に制限)
    • 対応周波数帯 (各国の規制適用):
      • 2.400~2.4835GHz ISM
      • 5.150~5.250GHz U-NII-1
      • 5.250~5.350GHz U-NII-2A
      • 5.470~5.725GHz U-NII-2C
      • 5.725~5.850GHz U-NII-3/ISM
      • 5.850~5.895GHz U-NII-4
      • 5.925~6.425GHz U-NII-5
      • 6.425~6.525GHz U-NII-6
      • 6.525~6.875GHz U-NII-7
      • 6.875~7.125GHz U-NII-8
    • 利用可能な周波数帯とチャネル: 設定されている規制範囲による
    • 5GHz帯で動的周波数選択 (DFS) により、利用可能なRF範囲の使用を最適化
      • チャネルの変更を迅速化するZero-Wait DFS (ZWDFS) を含む
    • サポートされている無線テクノロジー:
      • 802.11b: 直接拡散方式 (DSSS)
      • 802.11a/g/n/ac: 直交波周波数分割多重方式 (OFDM)
      • 802.11ax: 最大37のリソースユニット (80MHzチャネル) を利用できる直交周波数分割多重方式アクセス (OFDMA)
    • サポートされている変調形式:
      • 802.11b: BPSK、QPSK、CCK
      • 802.11a/g/n: BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM (独自の機能拡張)
      • 802.11ac: BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM、1024-QAM (独自の機能拡張)
      • 802.11ax: BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM、1024-QAM
    • 802.11n高スループット (HT) サポート: HT20/40
    • 802.11ac超高速スループット (VHT) サポート: VHT20/40/80/160(80+80)
    • 802.11ax高効率 (HE) サポート: HE20/40/80/160
    • サポートされているデータレート (Mbps):
      • 802.11b: 1、2、5.5、11
      • 802.11a/g: 6、9、12、18、24、36、48、54
      • 802.11n: 6.5~600 (MCS0~MCS31、HT20~HT40)、800 (256-QAM) (独自の機能拡張)
      • 802.11ac: 6.5~1,733 (MCS0~MCS9、NSS = 1~4、VHT20~VHT160 (80+80))、2,167 (1024-QAM) (MCS10およびMCS11、独自の機能拡張)
      • 802.11ax (2.4GHz): 3.6~1,147 (MCS0~MCS11、NSS = 1~4、HE20~HE40)
      • 802.11ax (5GHz): 3.6~2,402 (MCS0~MCS11、NSS = 1~4、HE20~HE160 (80+80) HE80)
      • 802.11ax (6GHz): 3.6~4,804 (MCS0~MCS11、NSS = 1~4、HE20~HE160)
    • 802.11n/acパケット集約: A-MPDU、A-MSDU
    • 送信出力: 0.5dBm単位で構成可能
    • 最大 (アグリゲーション、実行合計) 送信出力 (地域の規制により制限):
      • 無線/周波数帯あたり (2.4GHz / 5GHz / 6GHz): +24dBm (チェーンあたり18dBm)
      • 注: 実行送信出力にアンテナ利得は含まれません。総 (EIRP) 送信出力を算出するには、アンテナ利得を加算する必要があります。
    • Advanced Cellular Coexistence (ACC) がセルラーネットワークからの干渉の影響を最小限に抑制
    • ウルトラトライバンド (UTB) により、パフォーマンスを落とすことなく、5GHzと6GHzのチャネル選択に究極の柔軟性を実現
    • 最大比合成 (MRC) による受信性能の向上
    • ダウンリンクのRFパフォーマンスを改善する巡回遅延/シフトダイバーシティ (CDD/CSD)
    • 時空間ブロック符号 (STBC) によるエリア拡張と受信強化
    • 低密度パリティチェック (LDPC) によるエラー訂正の効率化とスループットの強化
    • 送信ビームフォーミング (TxBF) による信号の信頼性と範囲の強化
    • 802.11ax Target Wait Time (TWT) で低消費電力のクライアントデバイスをサポート
    Wi-Fiアンテナ
    • AP-654: 外部アンテナ用の4つの (メス) RP-SMAコネクターの2セット (2.4GHz帯および5GHz帯向けの無線チェーン0~3に対応するA0~A3、および6GHz帯の無線チェーン0~3に対応するB0~B3)。無線インターフェイスと外部アンテナコネクター間の内部損失 (最悪の場合): 1.0dB (2.4GHz)、1.0B (5GHz)、1.0dB (6GHz)
    • AP-655: 最大アンテナ利得4.8dBi (2.4GHz)、5.3dBi (5GHz)、および5.4dBi (6GHz) の4x4 MIMO対応ダウンチルト全方向性内蔵アンテナ。内蔵型アンテナはAPを天井面に水平に取り付けることを想定して最適化されています。利得が最大になるダウンチルト角度は約30~40度です。
      • MIMO無線の各アンテナパターンを組み合わせた場合、組み合わされた平均パターンのピーク利得は3.3dBi (2.4GHz)、2.9dBi (5GHz)、4.0dBi (6GHz) です。
    その他のインターフェイス
    • E0、E1: 2つのイーサネット有線ネットワークポート (RJ-45)
      • リンク速度 (100/1000/2500/5000BASE-T) およびMDI/MDXのオートセンシング
      • 2.5Gbpsおよび5Gbpsの速度はNBASE-Tおよび802.3bzの仕様に対応
      • POE-PD: 48Vdc (公称) 802.3af/at/bt PoE (クラス3以上)
      • 802.3az Energy Efficient Ethernet (EEE)
      • 両方のネットワークポート間でリンクアグリゲーション (LACP) をサポートし、冗長性の向上と容量の拡張を実現
    • DC電源インターフェイス: 48Vdc (公称、+/- 5%)、直径1.35mm/3.5mm、長さ9.5mmの中心正極丸型プラグに対応
    • USB 2.0ホストインターフェイス (Type Aコネクター)
      • 接続したデバイスに最大1A/5Wの給電が可能
    • Bluetooth Low Energy (BLE5.0) およびZigbee (802.15.4) 無線
      • BLE: 最大6dBmの送信出力および-101dBmの受信感度 (125kbps)
      • Zigbee: 最大6dBmの送信出力および-97dBmの受信感度 (250kbps)
      • 約30~40度のダウンチルトと最大利得3.5dBiの全方向性内蔵アンテナ
    • 2.4GHz帯の複数無線の同時運用を可能にするAdvanced IoT Coexistence (AIC) を搭載
    • Trusted Platform Module (TPM) を内蔵し、セキュリティと偽造防止を強化
    • インジケーター (4色マルチカラーLED): システム (1x) と無線 (3x) のステータスを表示
    • リセットボタン: 工場出荷時設定にリセット、LEDモードコントロール (通常/オフ)
    • シリアルコンソールインターフェイス (専用、micro-B USB物理ジャック)
    • Kensingtonセキュリティスロット
    • 自動サーマルシャットダウンおよびリカバリ機能
  • 電源と消費電力
    • アクセスポイントはDC直接電源とPoE (Power over Ethernet、ポートE0および/またはE1) に対応
    • PoE電力が両方のイーサネットポートに供給される場合、アクセスポイントは両方のソースの電力を組み合わせ (SmartPOE機能)、E0をプライマリソース、E1をセカンダリソースとして使用
    • DC電源とPoE電源の両方を利用可能な場合、PoEよりもDC電源を優先
    • 電源は別売です。詳細については、650シリーズ注文ガイドを参照
    • APは、利用可能な電源と構成に応じて各種電源モードをサポート
      • IPMが無効になっている場合は、APに一定の制限事項が適用される場合がある (以下の表を参照)
      • IPMが有効になっている場合は、APは無制限モードで起動するが、利用可能なパワーバジェットと実際の消費電力量に応じて制限が動的に適用されることがある。機能制限とその適用順序は構成可能
      • 直接DC電源で給電する場合、APは制限なしで動作
      • シングル802.3af (クラス3以下) PoE電源からAPへの給電はIPMのステータスに関わらずサポートされない (APのステージングを除く)
    • 最大 (最悪の場合) 消費電力 (USBデバイスの接続なし/あり)。
      • DC給電: 36.0W / 42.5W
      • PoE給電: 40.3W / 46.5W
      • 接続されているUSBデバイスに最大5Wが供給されている場合
    • アイドルモードでの最大 (最悪の場合) 消費電力: 14.3W/20.2W (DC) または16.9W/22.7W (PoE)
    • ディープスリープモードでの最大 (最悪の場合) の消費電力: 2.4W (DC) または4.0W (PoE)
    取り付け方法
    • マウンティングブラケットはAPの背面に事前に取り付けられています。このブラケットは、取り付けキット (別売) にAPを固定する際に使用します。詳細については、650シリーズオーダーガイドを参照してください。
    機械的仕様
    • 寸法/重量 (AP-655、本体、マウンティングブラケットを除く):
      • 260mm (W) x 260mm (D) x 60mm (H)
      • 1,800g
    • 寸法/重量 (AP-655、出荷時):
      • 285mm (W) x 285mm (D) x 95mm (H)
      • 2,300g
    環境仕様
    • 動作条件
      • 温度: 0~+50°C/+32~+122°F
      • 相対湿度: 5%~95%
      • ETS 300 019クラス3.2環境
      • アクセスポイントは空調スペースでの使用に適したプレナム定格
    • 保管条件
      • 温度: -25~+55°C/-13~+131°F
      • 相対湿度: 10%~100%
      • ETS 300 019クラス1.2環境
    • 輸送条件
      • 温度: -40~+70°C/-40~+158°F
      • 相対湿度: 最大95%
      • ETS 300 019クラス2.3環境
    信頼性
    • 平均故障間隔 (MTBF): 動作温度+25°Cで544,000時間 (62年間)
    法規制の遵守
    • FCC/ISED
    • CEマーク準拠
    • RED指令2014/53/EU
    • EMC指令2014/30/EU
    • 低電圧指令2014/35/EU
    • UL/IEC/EN 60950
    • IEC/EN 62368-1
    • EN 60601-1-1、EN60601-1-2
    • 国別規制や承認の詳細については、HPE Aruba Networking代理店にお問い合わせください。
    • AP-654に関する規制上の考慮事項:
      • AP-654は、外部コネクター付きアンテナがある6GHz無線ユニット (屋内低電力 (LPI) または標準電力 (SPI) 製品のいずれか) の運用を許可している (および許可が確定した) 国で提供されます。APを展開予定の国で現在 (または今後) 利用可能か否かについては、HPE Aruba Networkingの担当者までお問い合わせください。
    規制モデル番号
    • AP-654 (全モデル): APIN0654
    • AP-655 (全モデル): APIN0655
    認定
    • UL2043プレナム定格
    • Wi-Fi Alliance (WFA):
      • Wi-Fi CERTIFIED a、b、g、n、ac
      • Wi-Fi CERTIFIED 6E (ax、6GHz)
      • WPA、WPA2、およびWPA3 – Enterprise (CNSAオプション付き)、Personal (SAE)、Enhanced Open (OWE)
      • WMM、WMM-PS、Wi-Fi Agile Multiband
      • Wi-Fiロケーション*
      • Passpoint (リリース2)
    • Bluetooth SIG
    • Ethernet Alliance (PoE、PDデバイス、クラス6)

    *Q2 CY22のWi-Fi Location認証の取得を目指す

    保証
    オペレーティングシステムの最小ソフトウェアバージョン
    • AP-654 (6GHz対応を除く):
      • ArubaOSおよびAruba InstantOS 8.11.2.0、ArubaOS 10.6.0.0
    • AP-654 (6GHz対応を含む):
      • ArubaOSおよびAruba InstantOS 8.12.0.0、ArubaOS 10.7.0.0
    • AP-655:
      • ArubaOSおよびAruba InstantOS 8.10.0.1、ArubaOS 10.4.0.0

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