Aruba 370EX シリーズ危険場所対応 Wi-Fi 5 アクセス・ポイント

高パフォーマンス無線接続と革新的な機能を提供する、高耐性 370EX アクセス・ポイントは、危険場所で簡単に導入して運用できます。

屋外や過酷な環境の場所向け

Aruba 370EX HazLoc シリーズ AP は、実績のあるギガビット Wi-Fi に加えて、クライアント、ロケーション、および IoT に高度に対応し、非常に厳しい天候と温度の要件に対応します。

過酷な環境にも耐えられる専用構造

過酷な環境にも耐えられる専用構造

この高パフォーマンス 802.11ac Wave 2 アクセス・ポイントは、石油採掘場、鉱山施設、工業プラント、および極端な温度、可燃性ガス、蒸気、粉塵から保護する必要のあるネットワークに最適です。

セキュアな接続

セキュアな接続

370EX HazLoc シリーズ AP は、最新のセキュリティ規格である WPA3 と Enhanced Open で高いセキュリティを実現しています。Aruba Policy Enforcement Firewall によってエンド・ツー・エンドの暗号化が保証されるとともに、ダイナミック・セグメンテーションによって有線/無線ネットワークにまたがって、一貫したポリシーが自動的に適用されます。

IoT 対応

IoT 対応

370EX HazLoc シリーズ AP は、Bluetooth Low Energy ラジオを内蔵しており、ロケーション・サービス、アセット追跡サービス、セキュリティ・ソリューション、IoT センサーなどの導入・管理が簡単です。これにより、企業は 370EX HazLoc シリーズ AP を IoT プラットフォームとして活用することができるため、オーバーレイ・インフラストラクチャや追加の IT リソースが不要になります。

柔軟な管理オプション

柔軟な管理オプション

管理ソリューションには、Aruba Central (クラウド管理型とオンプレミス型で提供) や、マルチベンダー・ネットワークに対応する Aruba AirWave があります。アクセス・ポイントは、ゼロタッチ・プロビジョニングの採用により、導入時間を短縮し、構成を一元化し、在庫管理をシンプルにできます。

危険場所向けの高耐性 Wi-Fi 5

Aruba 370EX HazLoc シリーズ 802.11ac Wave 2 AP は、Class 1 Division 2 および ATEX Zone 2 に認定されており、高耐性のマルチギガビット Wi-Fi を危険場所に提供します。

過酷な天候への耐性が認定

過酷な環境に耐えるよう設計された 370EX HazLoc シリーズ AP は、IP66/67 (耐水性および耐塵性) 認定されています。

高パフォーマンスと効率

最大総データ・レートは 2Gbps を超え、4 つの空間ストリームとオプションの 160Mhz チャネル帯域幅により、パフォーマンスとキャパシティを素早く増やせます。

アプリのインテリジェントな可視化とコントロール

アプリケーション可視性技術でディープ・パケット・インスペクションを活用し、何千種類もの業務用アプリケーションやアプリケーション・グループを分類し、ブロック、優先処理、帯域幅制限を行います。

Advanced Cellular Coexistence (ACC)

3G/4Gセルラー・ネットワーク、DAS(Distributed Antenna Systems)、商用のスモールセル/フェムトセル機器による干渉を最小限に抑えます。

MU-MIMO 認識 ClientMatch

MU-MIMO のパフォーマンスのメリットが発揮され、ネットワーク・キャパシティが増加してネットワーク効率が向上し、ひいてはスティッキー・クライアントの問題が解消します。

Aruba 370EX シリーズ AP の詳細と仕様

高パフォーマンス・デュアルバンド Wi-Fi 5

デュアルバンド (4x4 5GHz、2x2 2.4GHz) 対応 11ac Wave 2 ラジオ。

BLE ラジオ内蔵

BLE 対応 IoT ラジオ。

イーサネット、PoE、ファイバーに対応

1xGbps PoE および 1x1Gbps SFP ポート (インテリジェント電源管理対応)

Aruba 370EX シリーズ AP の詳細と仕様
  • 独自機能
    • マルチユーザーMIMO対応デュアル・ラジオ802.11acアクセス・ポイント
      • 5GHz帯で最大1,733Mbps(4SS/VHT80または2SS/VHT160クライアント)、2.4GHz帯で最大300Mbps(2SS/HT40クライアント)をサポートします。
    • ビルトインのBluetoothサポート
      • ウェイファインディングや資産追跡などのロケーションベースのサービスを利用できます。
    • Advanced Cellular Coexistence (ACC)
      • 3G/4Gセルラー・ネットワーク、DAS(Distributed Antenna Systems)、商用のスモールセル/フェムトセル機器による干渉を最小限に抑えます。
    • 過酷な天候に耐える設計
      • 埃や湿気を防ぐためにインターフェイスを密閉
    • ユニファイド・コミュニケーションのためのビルトインQoS
      • Microsoft SkypeなどのUnified Communicationアプリケーションや、ビデオ会議、音声、チャット、デスクトップ共有を暗号化するビジネス・アプリケーションの優先処理とポリシー適用をサポートします。
    • クラス最高のRF管理
      • 統合されているAirMatch技術で、2.4GHzと5GHzのラジオ帯域を管理し、RF環境をアクティブに最適化します。
    • スペクトラム分析
      • パートタイムまたは専用のエア・モニタリングにより、2.4GHz/5GHzラジオ帯域を遠隔からスキャンし、RF干渉源を特定します。
    • 無線メッシュのサポート
      • イーサネット・ドロップが利用できない場合で、アクセス・ポイントを便利に接続し、Wi-Fiカバレッジを拡張します。
    • アプリのインテリジェントな可視化とコントロール
      • アプリケーション可視性技術でディープ・パケット・インスペクションを活用し、何千種類もの業務用アプリケーションやアプリケーション・グループを分類し、ブロック、優先処理、帯域幅制限を行います。
    • Arubaコア・ハードウェアおよびソフトウェア・セキュリティ
      • Trusted Platform Module(TPM)を使用して、資格情報とキーをセキュアに格納するとともに、セキュア・ブートを行います。
      • 脅威からの保護や被害の緩和は、標準装備の無線侵入防止機能によって提供されます。RFセンサーやセキュリティ・アプライアンスを追加で導入する必要はありません。
      • IP評価とセキュリティ・サービスがファイル、URL、IPを特定、分類し、悪質なものはブロックします。オンラインの高度な脅威を包括的に防ぎます。
      • 暗号化されたIPsec VPNトンネルにより、リモート・ユーザーをセキュアに企業ネットワーク・リソースに接続できます。
    動作モードの選択
    • AP-370EXシリーズは、Unifiedモードと呼ばれるAruba独自のデュアル・オペレーティング・システム機能に対応しています。アクセス・ポイントはコントローラーとともに導入することも、Instantモードで実行し、変化するネットワーク・ニーズに合わせて簡単に切り替えることもできます。
      • コントローラー・モード:Arubaモビリティ・コントローラーを使用して管理する場合、Aruba 370シリーズは一元的な構成、データの暗号化、ポリシーの適用、ネットワーク・サービス、および分散型と一元型の両方のトラフィック転送をサポートします。
      • コントローラーレス・モード:Aruba Instantモードでは、1つのAPがWLAN上の他のInstant APにネットワーク構成を自動的に配布します。1つのInstant APの電源をオンにし、無線で構成し、他のAP(Instantネットワーク)を接続するだけです。
    • 他の機能モードには以下のものがあります。
      • ブランチ向けのリモートAP(RAP)モード
      • エア・モニター(AM)による無線IDS、不正APデバイスの検出と封じ込め
      • RF干渉源を特定するための専用またはハイブリッドのスペクトラム分析機能
      • セキュア・エンタープライズ・メッシュ
      • ハイブリッドAPがWi-Fiクライアントにサービスを提供し、無線侵入保護とスペクトラム分析を実行
    • 複数のサイトにまたがる大規模な環境では、Aruba Activate™サービスを利用してデバイスのプロビジョニング、ファームウェアのアップグレード、インベントリの管理を行うことで、導入時間を大幅に短縮できます。Aruba Activateを利用すれば、工場からサイトに出荷されたUnified APの電源を投入するだけで設定が自動的に行われます。
    AP-370EXシリーズの仕様
    • AP-375EX
      • 5 GHz 802.11ac 4x4 MU-MIMO(最大レート1,733 Mbps)
        • 内部全方向アンテナ4.6 dBi
      • 2.4 GHz 802.11n 2x2 MIMO(最大レート300 Mbps)ラジオ
        • 内部全方向アンテナ4.0 dBi
    • AP-377EX
      • 5 GHz 802.11ac 4x4 MU-MIMO(最大レート1,733 Mbps)
        • 内部80°H x 80°V指向性アンテナ6.3 dBi
      • 2.4 GHz 802.11n 2x2 MIMO(最大レート300 Mbps)ラジオ
        • 内部80°H x 80°V指向性アンテナ6.4 dBi
    Wi-Fi無線ラジオ仕様
    • APタイプ:屋外高耐性、デュアル・ラジオ、5GHz 802.11ac 4x4 MIMOおよび2.4GHz 802.11n 2x2 MIMO
    • 5GHz (ラジオ0)と2.4GHz (ラジオ1)に対応したソフトウェアによる設定が可能なデュアルラジオ
    • 5GHz:
      • 4空間ストリームのマルチユーザーMIMO(MU-MIMO)で最大3台のMU-MIMO対応クライアント・デバイスに同時に最大1,733Mbpsの無線データ・レートを提供
      • 4空間ストリームのシングル・ユーザーMIMO(SU-MIMO)で個々の4x4 VHT80または2x2 VHT160クライアント・デバイスに最大1,733Mbpsの無線データ・レートを提供
    • 2.4GHz:
      • 2空間ストリームのシングル・ユーザーMIMO(SU-MIMO)で個々の2x2 HT40クライアント・デバイスに最大300Mbpsの無線データ・レートを提供
    • 1ラジオあたりの最大アソシエート・クライアント・デバイス数は256、最大BSSID数は16
    • 対応周波数帯(各国の規制適用):
      • 2.400~2.4835GHz
      • 5.150~5.250GHz
      • 5.250~5.350GHz
      • 5.470~5.725GHz
      • 5.725~5.850GHz
      • 5.825~5.875GHz
    • 使用可能チャネル:設定されている規制範囲による。
    • 動的周波数選択(DFS)による使用可能RFスペクトラムを最大限に利用。
    • 対応無線テクノロジー:
      • 802.11b:直接拡散方式(DSSS)
      • 802.11a/g/n/ac:直交周波数分割多重方式(OFDM)
    • 対応変調タイプ:
      • 802.11b:BPSK、QPSK、CCK
      • 802.11a/g/n/ac:BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM
    • 送信出力:0.5dBm単位で設定可能
    • 最大(実行)送信出力(地域の規制要件による制限あり):
      • 2.4 GHz帯域:+25 dBm(チェーンあたり)、+28 dBm(集約、2x2)
      • 5 GHz帯域:+22 dBm(チェーンあたり)、+28 dBm(集約、4x4)
      • 注:実行合計送信出力にはアンテナ利得が含まれないため、
    • 最大EIRP(地域の規制要件による制限あり):
      • 2.4GHz帯:
        • 375EX:32.0 dBm EIRP
        • 377EX:34.4 dBm EIRP
      • 5GHz帯:
        • 375EX:35.6 dBm EIRP
        • 377EX:36 dBm EIRP
    • Advanced Cellular Coexistence (ACC)がセルラー・ネットワークからの干渉を最小限に抑制。
    • 最大比合成(MRC)による受信性能の向上。
    • ダウンリンクのRFパフォーマンスを改善する巡回遅延/シフト・ダイバーシティ(CDD/CSD)。
    • 20、40、80、160MHzチャネルのショート・ガード・インターバル
    • 時空間ブロック符号(STBC)によるエリア拡張と受信強化。
    • 低密度パリティ検査(LDPC)による誤り訂正の効率化とスループットの強化。
    • 送信ビームフォーミング(TxBF)による信号の信頼性と範囲の強化。
    • 対応データ・レート(Mbps):
      • 802.11b:1、2、5.5、11
      • 802.11a/g:6、9、12、18、24、36、48、54
      • 802.11n (2.4GHz):6.5~300 (MCS0~MCS15)
      • 802.11n (5GHz):6.5~600 (MCS0~MCS31)
      • 802.11ac:6.5~1,733(MCS0~MCS9、VHT20/40/80ではNSS = 1~4、VHT160ではNSS = 1~2)
    • 802.11n高スループット(HT)サポート:HT 20/40
    • 802.11ac超高速スループット(VHT)サポート:VHT 20/40/80/160
    • 802.11n/acパケット集約:A-MPDU、A-MSDU
  • 電源
    • APの最大消費電力:23W
    • 電源は別売り
    • PoE(Power over Ethernet)+:802.3at互換
    その他のインターフェイス
    • 10/100/1000BASE-T Ethernetネットワーク・インターフェイス(RJ-45)x1
      • リンク速度およびMDI/MDXのオートセンシング
      • 802.3az Energy Efficient Ethernet(EEE)
    • 1000BASE-X SFPポート x1
    • Bluetooth Low Energy(BLE)ラジオ
      • 最大4dBmの送信出力(クラス2)と91dBmの受信感度
    • インジケータ(マルチカラーLED):システムとラジオのステータスを表示
    • リセット・ボタン:工場出荷時設定にリセット(デバイスの起動時)
    • マイクロUSBコンソール・インターフェイス
    • Kensingtonセキュリティ・スロット
    取り付け
    • AP-270-MNT-V1
    • AP-270-MNT-V2
    • AP-270-MNT-H1
    • AP-270-MNT-H2
    機械仕様
    • AP-375EX
      • 寸法/重量(取り付け部分を除く):
        • 23cm(幅)x 24cm(奥行)x 27cm(高さ)
        • 9.0インチ(幅) x 9.4インチ(奥行) x 10.6インチ(高さ)
        • 2.4kg
    • AP-377EX
      • 寸法/重量(取り付け部分を除く):
        • 23cm(幅)x 22cm(奥行)x 13cm(高さ)
        • 9.0インチ(幅) x 8.7インチ(奥行) x 5.1インチ(高さ)
        • 2.1kg
    環境仕様
    • 動作時:
      • 温度:-40~+60°C
      • 湿度:5~95% (結露なきこと)
    • 保管/輸送時:
      • 温度:-40~+70°C
    • 動作高度:3,000m
    • 水と埃
      • IP66/67
    • 耐塩性
      • ASTM B117-07A塩スプレーで200時間テスト
    • 耐風性:最大165Mph
    • 衝撃と振動ETSI 300-19-2-4
    規制
    • FCC/ISED
    • CEマーク
    • RED Directive 2014/53/EU
    • EMC Directive 2014/30/EU
    • Low Voltage Directive 2014/35/EU
    • UL/IEC/EN 60950
    • EN 60601-1-1、EN60601-1-2
    • 国別規制や承認の詳細については、Aruba代理店にお問い合わせください。
    規制モデル番号
    • AP-375EX:APEX0375
    • AP-377EX:APEX0377
    認定
    • CBスキームの安全保証、cTUVus
    • UL2043 plenum rating
    • Wi-Fi Alliance認定802.11a/b/g/n
    • Wi-Fi CERTIFIED™ ac(Wave 2機能あり)
    • Passpoint®(リリース2)にArubaOSおよびInstant 8.3+
    保証
    ソフトウェアの最低バージョン
    • ArubaOSおよびAruba InstantOS 8.3.0.0
    • ArubaOS 10.0.0.0
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