危険場所に対応する HPE Aruba Networking 580EX シリーズ屋外用アクセス・ポイント
石油掘削、工業生産、輸送現場などの危険な環境に最適な Wi-Fi 6 の優れたパフォーマンス。
非常に過酷な屋外環境や危険な屋内環境に適した高 Wi-Fi 6 パフォーマンス
石油掘削、工業生産、輸送現場などの危険な環境に対応します。
危険な場所に適した HazLoc Class 1 Division 2、ATEX Zone 2、および IP66 認定
過酷な気象条件下 (-40 〜 +65℃) で最大 2.97 Gbps のマルチギガビット・パフォーマンスと速度を実現します。
高出力の Bluetooth 5 と 802.15.4/Zigbee
産業用 IoT や製造業環境で IoT デバイスの導入と管理をシンプルに行えます。
Wi-Fi 6 認定*
MU-MIMO、OFDMA、WPA3、Enhanced Open を含む Wi-Fi 6 機能により、効率とセキュリティが向上します。
*Wi-Fi 6 認定近日中に取得予定
ロールベース・アクセスの自動適用
ダイナミック・セグメンテーションとポリシー・エンフォースメント・ファイアウォールを使用して、有線/無線ネットワーク上で役割ベースのポリシーを一元的に構成し、自動的に適用できます。
5 Gbps の Smart Rate イーサネット
5 Gbps の容量を持つ 580EX シリーズは、高密度環境のニーズを満たし、ビジネスの継続性を実現します。
強力な電源オプション
アダプター不要の AC 電源直結オプション、PSE+、または PoE をご用意しています。
HPE Aruba Networking 580EX シリーズ AP の詳細と仕様
仕様
ハードウェアの型式 - AP-585EX
- 内蔵の全方向アンテナ (水平および垂直偏波)
- 5Ghz アンテナ 4.5dBi 非相関平均 (5.8dBi ピーク)
- 2.4GHz アンテナ 3.0dBi 非相関平均 (4.4dBi ピーク)
- Bluetooth アンテナ 4.8dBi ピーク
- AP-587EX
- 内蔵指向性アンテナ (水平、垂直、および +/-45 偏波)
- 5Ghz アンテナ 5.2dBi 非相関平均 (6.6dBi ピーク)
- 2.4Ghz アンテナ 5.7dBi 非相関平均 (5.8dBi ピーク)
- Bluetooth アンテナ 6.3dBi ピーク
Wi-Fi ラジオ仕様 - AP タイプ: 屋外高耐性、Wi-Fi 6 デュアル・ラジオ、5GHz および 2.4GHz 4x4 MIMO
- 5GHzラジオ:4空間ストリームのシングル・ユーザー(SU)MIMOで、個々の4SS HE80(または2SS HE160)802.11axクライアント・デバイス、または4台の1SSか2台の2SS HE80 802.11ax MU-MIMO対応クライアント・デバイスに同時に最大2.4Gbpsの無線データ・レートを提供
- 2.4GHzラジオ:4空間ストリームのシングル・ユーザー(SU)MIMOで、個々の4SS HE40 802.11axクライアント・デバイス、または2台の2SS HE40 802.11ax MU-MIMO対応クライアント・デバイスに同時に最大1,150Mbpsの無線データ・レートを提供
- 1 ラジオあたりの最大アソシエート・クライアント・デバイス数は 1,024 (一般的に推奨されるアクティブ屋外クライアント数の上限は 100 ~ 200)、1 ラジオあたりの最大 BSSID 数は 16
- 対応周波数帯 (各国の規制適用):
- 2.400~2.4835 GHz (ISM)
- 5.150~5.250 GHz (U-NII-1)
- 5.250~5.350 GHz (U-NII-2A)
- 5.470~5.725 GHz (U-NII-2C)
- 5.725~5.850 GHz (U-NII-3/ISM)
- 使用可能チャネル: 設定されている規制範囲による
- 動的周波数選択 (DFS) による使用可能 RF スペクトラムの最適利用
- 対応無線テクノロジー:
- 802.11b: 直接拡散方式 (DSSS)
- 802.11a/g/n/ac: 直交周波数分割多重方式 (OFDM)
- 802.11ax:直交周波数分割多重方式アクセス(OFDMA)に最大37のリソース・ユニット(80MHzチャネル)
- 対応変調タイプ:
- 802.11b: BPSK、QPSK、CCK
- 802.11a/g/n: BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM (独自の機能拡張)
- 802.11ac: BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM、1024-QAM (独自の機能拡張)
- 802.11ax: BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM、1024-QAM
- 802.11n高スループット(HT)サポート:HT20/40
- 802.11ac超高速スループット(VHT)サポート:VHT20/40/80/160
- 802.11ax高効率(HE)サポート:HE20/40/80/160
- 対応データ・レート (Mbps):
- 802.11b: 1、2、5.5、11
- 802.11a/g: 6、9、12、18、24、36、48、54
- 802.11n:6.5~600(MCS0~MCS31、HT20~HT40)、800(256-QAM)
- 802.11ac: 6.5~1,733 (MCS0~MCS9、NSS = 1~4、VHT20~VHT160)、2,166 (1024-QAM)
- 802.11ax (2.4GHz): 3.6~1,147 (MCS0~MCS11、NSS = 1~4、HE20 ~HE40)
- 802.11ax (5GHz): 3.6 ~ 2,402 (MCS0 ~ MCS11、NSS = 1 ~ 4、HE20 ~ HE160)
- 802.11n/acパケット集約:A-MPDU、A-MSDU
- 送信出力: 0.5 dBm 単位で設定可能
- 最大(アグリゲート、実行合計)送信出力(地域の規制要件による制限あり):
- 2.4GHz帯:+29dBm(チェーン当たり23dBm)
- 5 GH帯:+28dBm(チェーン当たり22dBm)
- 注:実行合計送信出力にはアンテナ利得が含まれないため、実効放射電力(EIRP)を得るにはアンテナ利得を加算する必要があります。
- 最大比合成 (MRC) による受信性能の向上
- ダウンリンクの RF パフォーマンスを改善する巡回遅延/シフト・ダイバーシティ (CDD/CSD)
- 時空間ブロック符号 (STBC) によるエリア拡張と受信強化
- 低密度パリティ検査 (LDPC) による誤り訂正の効率化とスループットの強化
- 送信ビームフォーミング (TxBF) による信号の信頼性と範囲の強化
- 802.11axのターゲット待ち時間(TWT)で低消費電力のクライアント・デバイスをサポート
- Advanced IoT Existence (AIC) により、IoT と 2.4Ghz ラジオを難なく同時運用
Advanced Cellular Coexistence(ACC)がセルラー・ネットワークからの干渉の影響を最小限に抑制
追加インターフェイス - 有線ネットワーク・インターフェイス (E0)
- 100/1000/2500/5000Base-T イーサネット
- 5Gbps Smart Rate: NBase-T、802.3bz
- PoE PD サポート (E0)
- IEEE/802.3az サポート
- ジャンボ・フレーム対応 (MTU 最大 9,216 バイト)
- 有線ネットワーク・インターフェイス (E1)
- 10GBASE-R SFP+ ポート
- IEEE/802.3az 対応 (該当する場合)
- ジャンボ・フレーム対応 (最大 9,216 バイト)
- 1 x SFP+ ケージ
- 稼働中に使用する場合はプライマリ・アップリンク・ポートとなる
- 最適なパフォーマンスを得るために、推奨される工業温度 SFP/SFP+ モジュールのみを使用する
- 有線ネットワーク・インターフェイス (E2)
- 10/100/1000BaseT イーサネット
- IEEE/802.3az 対応 (該当する場合)
- ジャンボ・フレーム対応 (最大 9,216 バイト)
- 802.3af の PoE PSE 対応 (温度と負荷によっては、必要な場合に IPM ポリシーで 802.3at の PSE に到達する可能性あり)
- AC 電源インターフェイス: 110-240V (AP-AC-MLX 電源コネクタ・キットが必要)
- Bluetooth (BT5.0) および Zigbee (802.15.4) ラジオ
- BT:最大8dBmの送信出力(クラス2)と-98dBmの受信感度(125kbps)
- Zigbee:最大8dBmの送信出力と-96dBmの受信感度
- インジケータ (マルチカラー LED): システムとラジオのステータスを表示
- リセット・ボタン:工場出荷時設定にリセット、LEDモード・コントロール(通常/オフ)
- USB-C コンソール・インターフェイス
- 適切なサージ保護のためにすべてのイーサネット・インターフェイスでシールド・ツイスト・ペア (STP) イーサネット・ケーブルを使用
- AP-585EX
電源 - AP は AC 電源直結と PoE (802.3bt Power over Ethernet、ポート E0 のみ) に対応
- AC と PoE の両方の電源が使用できる場合は、PoE よりも AC 電源を優先
- 電源は別売り、詳細については、後述の「注文情報」を参照
- それぞれの電源構成については以下の条件を参照:
- AC 電源を使用する場合、AP は 802.3af/at のサポートを含め、制約なしに動作 (温度上限あり)。* IPM を有効にすると、AP は要件を満たすように電力要件を調整し、確立した IPM ポリシーに従って削減
- 802.3bt Class 6 で給電する場合、AP は制約なしに動作します (802.3af PSE 対応に制限)。* IPM を有効にすると、AP は要件を満たすように電力要件を調整し、確立された IPM ポリシーに従って削減
- 802.3bt Class 5 と LLDP で給電する場合、フル機能、ただし PSE 非対応*
- 802.3at で給電する場合、AP は 2.4Ghz を 1 チェーンに削減、5Ghz を 3 チェーンに削減、PsE 出力なし*
- 802.3af で給電する場合、AP は起動するが、IPM 設定にかかわらずどのラジオも有効にならない
- IPM が有効になっている場合、AP は要件を満たすように電力要件を調整し、必要であれば、確立された IPM ポリシーによって電力を削減
- 最大消費電力
- AC 給電: 71W (802.3af/at*)
- POE 給電 (802.3bt Class 6): 49.5W (802.3af PSE のみ)
- POE 給電 (802.3bt Class 5 と LLDP): 35.5W (PSE なし)
- POE 給電 (802.3at、IPM 無効): 25.5W (1 チェーン@ 2.4Ghz、3 チェーン@ 5Ghz、PSE なし)
- アイドル・モードでの最大消費電力:9.2W (PoE)、10.8W (AC)
- ディープスリープ・モードでの最大消費電力:3.0W (PoE)、4.4W (AC)
* 電源構成や条件によっては、802.3at は 30W に完全対応しない場合あり
取り付け - AP-OUT-MNT-V1A – 壁または柱用ロングアーム取り付けブラケット
- AP-270-MNT-H1 – 壁または天井用シングルチルト取り付けブラケット
- AP-270-MNT-H2 – 天井または壁用フラッシュ取り付けブラケット
- AP-270-MNT-H3 – 壁または天井用デュアルチルト取り付けブラケット
物理仕様 - AP-585EX
- 寸法/重量 (AP-585EX 本体のみ):
- (幅) 324mm x (奥行) 313mm x (高さ) 320mm
- 5.24 kg (11.5 lbs)
- 寸法/重量 (AP-585EX 梱包時、取り付けなし):
- (幅) 431mm x (奥行) 415mm x (高さ) 442mm
- 7.81 kg (17.2 lbs)
- 寸法/重量 (AP-585EX 本体のみ):
- AP-587EX
- 寸法/重量 (AP-587EX 本体のみ):
- (幅) 302mm x (奥行) 300mm x (高さ) 174mm
- 4.51 kg (9.9 lbs)
- 寸法/重量 (AP-587EX 梱包時、取り付けなし):
- (幅) 385mm x (奥行) 272mm x (高さ) 433mm
- 6.03 kg (13.3 lbs)
- 寸法/重量 (AP-587EX 本体のみ):
環境仕様 - 動作条件
- 温度: -40 ~ +65°C (ソーラーローディング完全稼動時)
- 湿度: 5 ~ 93% (結露なきこと)
- あらゆる天候での動作に対応確認済み
- 保管/輸送時条件
- 温度:-40~+70°C
- 動作高度: 3,000 m
- 水と埃:IP66
- 耐塩性: ASTM B117-07A 塩スプレーで 200 時間テスト
規制の遵守 - FCC/ISED
- CE マーク
- RED Directive 2014/53/EU
- EMC Directive 2014/30/EU
- Low Voltage Directive 2014/35/EU
- UL/IEC/EN 60950-1
- IEC 60950-22
- UL/IEC/EN 62368-1
- IEC/EN60601-1-2
- EN 50155
- EN IEC 60079-0
- EN IEC 60079-7
- IEC 60079-0
- IEC 60079-7
- CSA C22.2 No.213-17
- UL 121201
- UL 50E
- 国別規制や承認の詳細については、HPE Aruba Networking 代理店にお問い合わせください。
規制モデル番号 - AP-585EX: APEX0585
- AP-587EX: APEX0587
認定 - Wi-Fi Alliance
- Bluetooth SIG
- Ethernet Alliance (E0、PoE PD デバイス、Class 6; E2、PoE PSE デバイス、Class 3)
- Class 1 Div 2
- ATEX Zone 2
オペレーティング・システム・ソフトウェアの最低バージョン - ArubaOS および Aruba InstantOS 8.10.0.2
- ArubaOS 10.4.0.0
保証
関連製品
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