HPE Aruba Networking 500H シリーズ アクセス・ポイント
サービス業、ブランチ・オフィス、リモートワーカーの導入向けの高パフォーマンスでコスト効率の高い Wi-Fi 6 (802.11ax) AP。
画期的な無線機能
ホテル、ブランチ・オフィス、またはテレワーカーの環境から、1 台のデバイスで、最大 1.5Gbps の無線スループット、1 Wi-Fi ラジオあたり 256 の最大アソシエート・クライアントの有線/無線接続 (1 台のデバイス) に対応します。また、セルラー・バックホールまたは IoT 拡張 (505H) 用の USB ポートを搭載しています。
クラス最高のハードウェア
最大 4 ポートのローカル有線接続、最大 2 ポート (505H) の PoE 出力、最大 500Mbps の暗号化パフォーマンス。
Wi-Fi 6 認定 (OFDMA および MU-MIMO 対応)
デバイスやトラフィックの種類にかかわらず、各チャネルで複数の Wi-Fi 6 対応クライアントを同時に処理します。
ダイナミック・セグメンテーションによる無線トラフィックのポリシー適用
柔軟性と拡張性に優れ、有線/無線ネットワーク全体で一貫したポリシーを自動的に適用します。
WPA3 と Enhanced Open によるセキュリティ
複雑さを増すことなくエンタープライズ・レベルのセキュリティを強化し、ゲスト・アクセスをより強力に保護します。
IoT 対応 Bluetooth 5 および Zigbee 対応
IoT ロケーション・サービス、アセット追跡サービス、セキュリティ・ソリューション、IoT センサーの導入と管理をシンプルにします。
HPE Aruba Networking の ClientMatch テクノロジー
AI を活用する HPE Aruba Networking のソリューションを使用して、スティッキー・クライアントの問題を排除し、Wi-Fi 6 クライアントのパフォーマンスを最適化します。
Air Slice で SLA-グレードのパフォーマンスを実現
遅延センシティブな、高帯域幅の、および IoT のサービスで、SLA レベルのパフォーマンスを実現します。
HPE Aruba Networking 500H シリーズ AP の詳細と仕様
仕様
ハードウェア型式 - AP-503H
- 1+2 イーサネットポートを備えた、ミドルレンジ デュアルラジオ Wi-Fi 6 Hospitality AP
- AP-505H
- 1+4 イーサネットポート, PSE, USBポートを備えた、ハイエンドデュアルラジオ Wi-Fi 6 Hospitality AP
Wi-Fi無線ラジオ仕様 - AP タイプ:
- ハイエンド・デュアルラジオ Wi-Fi 6 サービス業向け AP、1+4 Ethernet ポート
- 5GHz ラジオ:
- 2 空間ストリーム (SU/MU) MIMO で最大 1.2Gbps の無線データ・レート (HE80)
- 2.4Ghzラジオ:
- 2 空間ストリーム (SU/MU) MIMO で最大 287Mbps の無線データ・レート (HE20)
- 注: HE40 の使用は 2.4GHz でサポートされていますが一般的ではなく、企業規模での導入には推奨されません。
- 最大アソシエート・クライアント・デバイス数:
- 1ラジオあたりの最大アソシエート・クライアント・デバイス数は256
- 最大BSSID数:
- ラジオあたりの最大BSSID数は16
- 対応周波数帯(各国の規制適用):
- 2.400 ~ 2.4835GHz ISM
- 5.150 ~ 5.250GHz U-NII-1
- 5.250 ~ 5.350GHz U-NII-2A
- 5.470 ~ 5.725GHz U-NII-2C
- 5.725 ~ 5.850GHz U-NII-3/ISM
- 5.850 ~ 5.895GHz U-NII-4
- 動的周波数選択(DFS)による使用可能RFスペクトラムの最適利用
- 対応無線テクノロジー:
- 802.11b:直接拡散方式(DSSS)
- 802.11a/g/n/ac:直交周波数分割多重方式(OFDM)
- 802.11ax:直交周波数分割多重方式アクセス(OFDMA)*に最大8のリソース・ユニット
- 対応変調タイプ:
- 802.11b:BPSK、QPSK、CCK
- 802.11a/g/n:BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM(独自の機能拡張)
- 802.11ac:BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM、1024-QAM(独自の機能拡張)
- 802.11ax:BPSK、QPSK、16-QAM、64-QAM、256-QAM、1024-QAM
- 802.11n高スループット(HT)サポート:
- HT20/40
- 802.11ac超高速スループット(VHT)サポート:
- VHT20/40/80
- 対応データ・レート(Mbps):
- 802.11b:1、2、5.5、11
- 802.11a/g:6、9、12、18、24、36、48、54
- 802.11n:6.5~300(MCS0~MCS15、HT20~HT40)、400(256-QAM)
- 802.11ac:6.5~867(MCS0~MCS9、NSS = 1~2、VHT20~VHT80)、1,083(1024-QAM)
- 802.11ax (2.4GHz):3.6~574(MCS0~MCS11、NSS = 1~2、HE20~HE40)
- 802.11ax (5GHz):3.6~1,201(MCS0~MCS11、NSS = 1~2、HE20~HE80)
- 802.11N/acパケット集約:
- A-MPDU、A-MSDU
- 送信出力:
- 0.5dBm単位で設定可能
- 最大(アグリゲート、実行合計)送信出力(地域の規制要件による制限あり):
- 2.4GHz帯:+20dBm(チェーン当たり17dBm)
- 5 GH帯:+21dBm(チェーン当たり18dBm)
- 注:実行合計送信出力にはアンテナ利得が含まれないため、実効放射電力(EIRP)を得るにはアンテナ利得を加算する必要があります
- 設定可能な最低送信出力:
- 0 dBm (実行、チェーン当たり)
Wi-Fiアンテナ - AP-503H
- 2x2 MIMO 対応半指向性アンテナ x2 を内蔵、最大アンテナ利得は 2.5dBi (2.4GHz) および5.6 dBi (5GHz)
- MIMOラジオの各アンテナのパターンを組み合わせた場合の、平均的なパターンの総最大利得は2.4GHzで1.7dBi、5GHzで5.0dBi
- 2x2 MIMO 対応半指向性アンテナ x2 を内蔵、最大アンテナ利得は 2.5dBi (2.4GHz) および5.6 dBi (5GHz)
- AP-505H
- 2x2 MIMO 対応半指向性アンテナ x2 を内蔵、最大アンテナ利得は 5.2dBi (2.4GHz) および5.4dBi (5GHz)
- MIMOラジオの各アンテナのパターンを組み合わせた場合の、平均的なパターンの総最大利得は2.4GHzで3.3dBi、5GHzで2.9dBi
- 2x2 MIMO 対応半指向性アンテナ x2 を内蔵、最大アンテナ利得は 5.2dBi (2.4GHz) および5.4dBi (5GHz)
その他のインターフェイス - AP-503H
- アップリンク(E0):Ethernet有線ネットワーク・ポート(RJ-45)
- リンク速度(10/100/1000BASE-T)とMDI/MDXのオートセンシング
- 802.3az Energy Efficient Ethernet(EEE)
- POE-PD: 802.3af POE (class 3)
- ローカル( (E1-E4):Ethernet 有線ネットワーク・ポート (RJ45) x2
- リンク速度(10/100/1000BASE-T)とMDI/MDXのオートセンシング
- 802.3az Energy Efficient Ethernet(EEE)
- DC電源インターフェイス
- 12Vdc(公称、+/- 5%)、直径2.1/5.5mm、長さ9.5mmの中心正極丸型プラグに対応
- アップリンク(E0):Ethernet有線ネットワーク・ポート(RJ-45)
- AP-505H
- E0:Ethernet有線ネットワーク・ポート(RJ-45)
- リンク速度(100/1000/2500BASE-T)とMDI/MDXのオートセンシング
- 速度2.5GbpsはNBase-Tおよび802.3bz仕様に対応
- 802.3az Energy Efficient Ethernet(EEE)
- ローカル (E1-E4):Ethernet 有線ネットワーク・ポート (RJ45) x4
- リンク速度(10/100/1000BASE-T)とMDI/MDXのオートセンシング
- 802.3az Energy Efficient Ethernet(EEE)
- E1 & E2: PoE-PSE: 802.3af/at PoE 出力; デュアル 802.3af (両ポート) またはシングル 802.3at (E1 のみ)
- DC電源インターフェイス
- 48Vdc(公称、+/- 5%)、直径1.35/3.5mm、長さ9.5mmの中心正極丸型プラグに対応
- USB 2.0ホスト・インターフェイス(Type Aコネクタ)
- セルラー・モデム
- IOT またはその他のプラグイン・アクセサリ
- デバイスの給電ポート
- 接続したデバイスに最大1A/5Wの給電が可能
- E0:Ethernet有線ネットワーク・ポート(RJ-45)
- 500Hシリーズ共通
- Bluetooth Low Energy(BLE5.0)およびZigbee(802.15.4)ラジオ
- BLE:最大7dBmの送信出力(クラス1)と-100dBmの受信感度(125kbps)
- Zigbee:最大7dBmの送信出力と-97dBmの受信感度(250kbps)
- 半指向性アンテナ内蔵、最大アンテナ利得は 2.5dBi(AP-503H)/1.3dBi(AP-505H)
- インジケータ(多色LED)
- 電源/システム・ステータス
- ラジオ・ステータス
- ローカル・ネットワーク・ポート・ステータス (2xAP-503H/4xAP-505H)
- PoE-PSEステータス(x2)
- リセット・ボタン:
- LEDモード・コントロール(通常/オフ)
- シリアル・コンソール・インターフェイス:
- 専用のmicro-B USB物理ジャック
- Bluetooth Low Energy(BLE5.0)およびZigbee(802.15.4)ラジオ
- AP-503H
電源と消費電力 - 電源:
- APはDC直接電源とPoE(Power over Ethernet)に対応
- DCとPoEの両方の電源が使用できる場合は、PoEよりもDC電源を優先してください
- 電源は別売、詳細については「500Hシリーズオーダーガイド」を参照
- AP-503H
- 最大消費電力:
- DC電源供給:14W
- PoE電源供給(802.3af):10.0W
- アイドル・モードでの最大消費電力:4.5W
- ディープスリープ・モードでの最大消費電力:2.7W
- 最大消費電力:
- AP-505H
- 電源が DC または 802.3bt (クラス 6) PoE の場合、AP は無制限に動作します。
- 802.3at (クラス 4) PoE 給電を使用し、IPM 機能が無効になっている場合は、PoE-PSE が有効になっている場合 (のみ)、AP の USB ポートは無効になり、(802.3af) PoE-PSE 給電が 12.5W に制限されます。同じ構成で IPM が有効になっている場合は、AP は (E1 でのみ) PoE 給電を制限しますが (PSE 給電なし / 15.4W (802.3af class 3))、PoE バジェットと実際の電源量に応じて制限が動的に適用されることもあります。機能の制限とその順序はプログラム可能です (E2)。
- 802.3af (class 3) PoE で給電する場合、IPM 機能が無効になっていると USB ポートが無効化され、PoE-PSE 機能が無効化されます。ポート E3 および E4 で同じ構成の場合も同様です。
- IPM が有効になっている場合は、AP は制限なく PoE-PSE 機能を無効化 (のみ) しますが、PoE バジェットと実際の電力消費量に応じて制限が動的に適用されることがあります。機能の制限とその順序はプログラム可能です。
- 最大消費電力 (USB または PSE なし / 最大):
- DC電源供給:14W/50W
- PoE電源供給(802.3bt):14W/51W
- PoE電源供給(802.3at):14W/25.5W
- PoE電源供給(802.3af):13.5W/13.5W
- アイドル・モードでの最大消費電力 (USB または PSE なし):6.2W
- ディープスリープ・モードでの最大消費電力 (USB または PSE なし):3.5W
機械仕様 - AP-503H
- 寸法/重量(AP-505H、本体、マウントブラケットを除く):
- 86mm(幅)x 40mm(奥行)x 150mm(高さ)/li>
- 重量:290g
- 寸法/重量(梱包時):
- 111mm(幅)x 54mm(奥行)x 167mm(高さ)
- 重量:380g
- 寸法/重量(AP-505H、本体、マウントブラケットを除く):
- AP-505H
- 寸法/重量(AP-505H、本体、マウントブラケットを除く):
- 86mm(幅)x 47mm(奥行)x 150mm(高さ)
- 重量:360g
- 寸法/重量(AP-505、梱包時):
- 111mm(幅)x 54mm(奥行)x 167mm(高さ)
- 重量:450g
- 寸法/重量(AP-505H、本体、マウントブラケットを除く):
環境仕様 - 動作時:
- 温度:0~+40°C
- 湿度:5~93% (結露なきこと)
- ETS 300 019クラス3.2環境
- 保管/輸送時:
- 温度:-40~+70°C
- 湿度:5~93% (結露なきこと)
- ETS 300 019クラス1.2および2.3環境
信頼性 - AP-503H
- 平均故障間隔(MTBF):動作温度 25°C で 1,360,000時間 (155 年間)
- AP-505H
- 平均故障間隔(MTBF):動作温度 25°C で 780,000時間 (88 年間)
規制の遵守 - 規制モデル番号:
- APー503H:APINH503
- AP-505H:APINH505
- 規制の遵守:
- FCC/ISED
- CEマーク
- RED Directive 2014/53/EU
- EMC Directive 2014/30/EU
- Low Voltage Directive 2014/35/EU
- IEC/EN 60950
- EN 60601-1-1、EN60601-1-2
- IEC/EN 62368-1
国別規制や承認の詳細については、Aruba代理店にお問い合わせください。
認定 - 認定:
- Wi-Fi Alliance:
- Wi-Fi認定a、b、g、n、ac
- Wi-Fi認定6(ax)
- WPA, WPA2 and WPA3 – Enterprise with CNSA option, Personal(SAE), Enhanced Open ( OWE)
- WMM、WMM-PS、Wi-Fi Agile Multiband
- パスポイント(リリース2)
- Bluetooth SIG
- Ethernet Alliance(PoE、PDデバイス、クラス6)
- Wi-Fi Alliance:
オペレーティング・システム・ソフトウェアの最低バージョン - ArubaOSおよびAruba InstantOS 8.7.0.0 (AP-505H), 8.7.1.0 (AP-503H)
- ArubaOS 10.2.0.0 (AP-505H), 10.3.0.0 (AP-503H)
保証 - 電源:
Magic Quadrant™ エンタープライズ向け有線/無線LANインフラストラクチャ部門でHPE (Aruba) がリーダーの1社に位置づけられました。
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高密度モバイルおよび IoT 導入に適した高パフォーマンス、デュアル・ラジオ 4X4、2x5Gbps イーサネット・ポート、BLE & Zigbee、USB を搭載したキャンパス AP
- AP-534: 外付けアンテナ
- AP-535: 内蔵アンテナ
HPE Aruba Networking 510 シリーズ・キャンパス AP (Wi-Fi 6)
中密度モバイルおよび IoT 導入に適したミッドレンジ、デュアル・ラジオ 4X4/2X2、プラス 1X2.5Gbps 1X イーサネット・ポート、BLE & Zigbee、USB
- AP-514: 外付けアンテナ
- AP-515: 内蔵アンテナ
HPE Aruba Networking 360 シリーズ・エントリーレベル屋外用 AP (Wi-Fi 5)
エントリーレベル/屋外倉庫
- AP-365: 屋外用全方向性アンテナ内蔵
- AP-367: 屋外用指向性アンテナ内蔵