伊万里市(佐賀県)

伊万里市が描く未来を担う子供たちへの投資につながるICT環境の整備に貢献

  • お客様プロフィール

    九州北部、佐賀県西部に位置し、伊万里川と有田川が流れ込む伊万里湾に隣接して形成されている伊万里市。古くは「古伊万里」や石炭の積出港として栄え、近年では大規模な臨海工業団地を造成して造船やIC関連産業、木材関連産業など集積、九州でも有数のコンテナターミナルを有しているなど、アジアから世界へのゲートウェイとして発展している。
    • 業種・業態: 地方公共団体
    • ロケーション: 佐賀県
    • 導入規模: 23 schools

    ユースケース

    伊万里市が描く未来を担う
    子供たちへの投資につながるICT環境の整備に貢献

    課題

    • GIGAスクール構想に必要なネットワーク環境の整備が急務に
    • 短期間で小中学校あわせて23校への展開が求められた
    • 限られたリソースでも運用できる統合管理可能な仕組みが必要に

    効果

    • 未来を担う子供たちに欠かせないICT教育の基盤づくりを実現
    • 機器導入からわずか2か月で23校すべてのネットワーク環境を整備
    • 安定した運用とともに、状況の可視化によって少人数での運用保守も容易に

    全国的に展開が進むGIGAスクール構想の実現に向けて、伊万里市では市内の小中学校に展開するネットワーク基盤の整備を計画。そこで選ばれたのが、Arubaが提供する有線スイッチおよびアクセスポイントを中心とした無線環境であり、ネットワーク基盤の整備に株式会社IACソリューションズが尽力している。

    「予算や情報関連に長けた人的リソースの確保、そして伊万里市に進出してきているICT関係の企業にも協力を仰ぐなど、教育長と話を
    進めながらGIGAスクール構想を強力に推進しています(伊万里市 市長 深浦 弘信 氏)」

    School children on a field trip to a manufacturing facility

    伊万里市が強力に推進するGIGAスクール構想

    1954年に伊万里町や山代町など9町村が対等合併して発足した伊万里市。九州北部、佐賀県西部に位置し、伊万里川と有田川が流れ込む伊万里湾に隣接して形成されている。古くは「古伊万里」や石炭の積出港として栄え、近年では大規模な臨海工業団地を造成して造船やIC関連産業、木材関連産業など集積、九州でも有数のコンテナターミナルを有しているなど、アジアから世界へのゲートウェイとして発展している。現在は、深浦 弘信市長が中心となって市政運営を行っており、「伊万里に新しい風を!子どもたちにさわやかな風を!」の思いを胸に、就任当初から市民との対話を重視し、現場主義を貫きながら、伊万里市の発展と飛躍への確かな礎を築くべく全力を尽くしている。

    2018年に市長に就任し、ICT教育を充実させるためのさまざまな施策に取り組んできた深浦市長だが、2019年には子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造を育む教育ICT環境の実現に向けて、文部科学省に「GIGAスクール実現推進本部」が設置され、GIGAスクール構想に向けた取り組みがスタート、ICT教育をさらに推し進めていく機運が高まることに。また、新型コロナウイルス感染症の影響で子供たちへの安全な教育環境の整備が急務となったことから、伊万里市としてもGIGAスクール構想に向けた環境整備を加速させていくことになったのだ。「GIGAスクール構想を強力に進めていくべく、教育長と話を進めながら、予算や情報関連に長けた人的リソースの確保、そして伊万里市に進出してきているICT関係の企業にも協力を仰ぐことで、プロジェクトを前に進めていったのです」と深浦市長。

    そんな今回のGIGAスクール構想で深浦市長が重視したのは、子供たちに生きていくための道具としての環境を整備することだ。「授業の一環として利用するコンピュータは、必要不可欠なものというわけではありません。子供たちが道具としてどのようにコンピュータを使っていくかが大切で、自由に使える環境を用意してあげることが重要です。同時に、セキュリティやリテラシー教育についても両輪で行っていくべき。行政の役割は、いい施策があれば進めていく姿勢を持ち、そしてその取り組みを支えていくことだと考えています」と深浦市長は力説する。また、GIGAスクールのように教育の領域でICT活用にとどまらず、本質的には生活のいち部品としてICTが活動できる能力を身につけてもらいたいと深浦市長は期待を寄せている。

    自治体への豊富な実績を誇るAruba、クラウド管理や認証サーバも含めた提案を評価

    そんな伊万里市が進めるGIGAスクール構想に欠かせないネットワーク整備に関しては、公募型プロポーザル方式と呼ばれる、提案事業者を募集することに。そのための仕様については独自色のある特別なものは設定しておらず、学校ごとに10~20台ほど配布予定のタブレットが快適に利用できるよう、各教室までのLAN配線やラストワンマイルとなるAP含めたネットワーク展開を基本としたという。「実際の提案では、フロアスイッチや無線LAN環境に欠かせないAPが故障した場合でも通信が維持できるような冗長化構成の提案をいただくなど、応札する各企業が描く理想的な環境を提案していただきました」と情報システム担当として、GIGAスクールの専任者として活動している教育委員会 学校教育課 学校教育係 丸田 大暁氏は振り返る。

    応札した企業のなかで評価の高い提案を行ったのが、積極的に企業誘致を行って東京から伊万里市に進出を果たした企業の1社である株式会社IACソリューションズであり、その中核を担っているのがL3スイッチなどの有線スイッチおよびAP含めた無線環境を提供するArubaだった。「各種スイッチやAPなどの死活監視は要件として加えており、その提案としてクラウド管理のAruba Centralが、ログを使って原因別の対応がリモート環境からでも状態把握できる認証サーバとしてAruba ClearPassが提案されました。コスト的に見ても我々の要求に対して最も評価が高い構成だったのです」と丸田氏。

    実は応札した他の企業も、ネットワーク環境として提案に含まれていたのがArubaのソリューションだった。「ほかの自治体で先行導入していた事例もあり、安定して稼働しているArubaの評価が高いことがポイントだと考えています」と丸田氏は見ている。またIACソリューションズについては、APの設置実績なども豊富で、認証サーバにおいてドメインと同期をとりながら認証するなど、全体の仕組みづくりにおいて優れた提案があったことを評価。

    結果として、IACソリューションズが提案したArubaのソリューションが、伊万里市のGIGAスクール構想に必要なネットワーク基盤として採用されることになる。

    わずか2か月で全ての小中学校にネットワーク環境を敷設、安定した運用を可能にするAruba

    伊万里市では、小中一貫校も含めて23校の公立小中学校があり、フレッツ網を経由して接続するケースと伊万里ケーブルテレビ網を経由して接続するケースに分かれている。スイッチ含めたネットワーク全体が冗長化されており、各学校にはAruba製のL3スイッチおよびPoEスイッチ、ハブなどを設置、PoEスイッチの先にAruba AP-500シリーズが各教室に設置され、APは仮想コントローラ機能として活用しているものも含めてトータルで700台ほどが展開されている。また、有線および無線の全ネットワークをクラウドから一括管理できるAruba Centralによってネットワークの把握が可能で、ネットワークにアクセスするための認証サーバとしてAruba ClearPassが活用されている。

    実際の活用シーンでは、インターネットを検索するような調べ学習の場面はもちろん、教科書内のQRコードをタブレットのカメラで読み込んでWebにアクセスしたり試験用紙に記載されているQRコードを読み取って英語のリスニング試験などに参加したりなど、さまざまな用途で活用している。また先生同士でもグループごとにオンライン会議などを実施するなど、コミュニケーション環境に不可欠なネットワーク基盤としてもフル活用している状況だ。

    今回のプロジェクトでは、議会承認を受けてから設計及び開発を実施し、機器搬入からはわずか2か月というタイトなスケジュールのなかで23校全てのネットワークを整備することに成功している。実際には現場への展開を考慮して東京のスタッフが大挙して伊万里市を訪れ、短期間のうちに設定整備を行った経緯がある。「地元をよく知る伊万里のLAN施工業者と協力しながら短期間のうちに現場へのLAN展開やAP設置などを滞りなく行っていただけました。パソコンの充電保管庫の整備もしていただくなど、ネットワークに関する豊富な実績と知見を持っているIACソリューションズだからこそ納期通りに導入できました」と丸田氏はIACソリューションズを評価する。ネットワーク整備はもちろん、各学校へ展開するサーバ設定も含めて手厚い支援があったと丸田氏。

    Arubaのソリューションについては、基幹スイッチを予備に切り替えた際にもネットワークを停止させることなく切り替えができるなど、大きな障害もなく安定したネットワーク運用が可能になっている状況だ。「何かログインできない事象などがあっても、Aruba ClearPassのログマネージャですぐに理由が明らかにできます。Aruba Centralによって死活監視も容易など、運用上の負担を最小限に少人数でも運用できているのはArubaの大きな魅力の1つ」と丸田氏。APについてもWi-Fi6対応のため、新たなデバイスが現場に展開されたとしても機能を拡張していきながら長く利用できるインフラが整備できているという。市長が目指す教育現場への道具の提供が実現できただけでなく、センターでの一括管理によって運用保守の体制づくりにもArubaのソリューションが尽力している。

    ICT支援員を中心に現場の業務改善を加速、ICT活用の幅をさらに広げていく

    現在はインターネットに抜ける回線部分の帯域が十分でないところも残っており、帯域増強も含めて教育現場におけるICT環境をさらに充実させていきたい考えだ。すでにGIGAスクール構想に関連したICT機器を効率的に活用していくため、IACソリューションズをはじめとした誘致したICT関連企業の協力のもとI CT支援員を配置しており、学校を回りながらネットワーク以外のアプリケーション領域に至る現状を見ながら、学校の事務仕事や教職員のICT活用に向けた改善提案なども実施している。

    授業においても、シンプルなインターネット検索のような活用のみならず、コミュニケーション基盤として導入しているMicrosoft 365内のMicrosoft Teamsを使ったオンライン授業への展開など、GIGAスクール本来の活用をさらに推し進めていきたいと力説する。「ICT環境をフルに活用するためには、教職員のレベルの底上げも必要ですし、同時にICT支援員の支援によって現場の業務効率化を進めることも重要です。まだ現場には紙やExcelを中心とした業務も数多く残っており、ICT支援員の協力のもと、子供たちへ多くの時間を充てることができるような環境づくりの優先度を高めて進めていきたい」と丸田氏は締めくくった。 

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    運用上の負担を最小限におさえ、少人数でも運用できているのはArubaの大きな魅力の1つ
    伊万里市,教育委員会 学校教育課 学校教育係, 丸田 大暁氏
  • お客様プロフィール

    九州北部、佐賀県西部に位置し、伊万里川と有田川が流れ込む伊万里湾に隣接して形成されている伊万里市。古くは「古伊万里」や石炭の積出港として栄え、近年では大規模な臨海工業団地を造成して造船やIC関連産業、木材関連産業など集積、九州でも有数のコンテナターミナルを有しているなど、アジアから世界へのゲートウェイとして発展している。
    • 業種・業態: 地方公共団体
    • ロケーション: 佐賀県
    • 導入規模: 23 schools

    ユースケース

    伊万里市が描く未来を担う
    子供たちへの投資につながるICT環境の整備に貢献

    課題

    • GIGAスクール構想に必要なネットワーク環境の整備が急務に
    • 短期間で小中学校あわせて23校への展開が求められた
    • 限られたリソースでも運用できる統合管理可能な仕組みが必要に

    効果

    • 未来を担う子供たちに欠かせないICT教育の基盤づくりを実現
    • 機器導入からわずか2か月で23校すべてのネットワーク環境を整備
    • 安定した運用とともに、状況の可視化によって少人数での運用保守も容易に

    全国的に展開が進むGIGAスクール構想の実現に向けて、伊万里市では市内の小中学校に展開するネットワーク基盤の整備を計画。そこで選ばれたのが、Arubaが提供する有線スイッチおよびアクセスポイントを中心とした無線環境であり、ネットワーク基盤の整備に株式会社IACソリューションズが尽力している。

    「予算や情報関連に長けた人的リソースの確保、そして伊万里市に進出してきているICT関係の企業にも協力を仰ぐなど、教育長と話を
    進めながらGIGAスクール構想を強力に推進しています(伊万里市 市長 深浦 弘信 氏)」

    School children on a field trip to a manufacturing facility

    伊万里市が強力に推進するGIGAスクール構想

    1954年に伊万里町や山代町など9町村が対等合併して発足した伊万里市。九州北部、佐賀県西部に位置し、伊万里川と有田川が流れ込む伊万里湾に隣接して形成されている。古くは「古伊万里」や石炭の積出港として栄え、近年では大規模な臨海工業団地を造成して造船やIC関連産業、木材関連産業など集積、九州でも有数のコンテナターミナルを有しているなど、アジアから世界へのゲートウェイとして発展している。現在は、深浦 弘信市長が中心となって市政運営を行っており、「伊万里に新しい風を!子どもたちにさわやかな風を!」の思いを胸に、就任当初から市民との対話を重視し、現場主義を貫きながら、伊万里市の発展と飛躍への確かな礎を築くべく全力を尽くしている。

    2018年に市長に就任し、ICT教育を充実させるためのさまざまな施策に取り組んできた深浦市長だが、2019年には子供たち一人ひとりに個別最適化され、創造を育む教育ICT環境の実現に向けて、文部科学省に「GIGAスクール実現推進本部」が設置され、GIGAスクール構想に向けた取り組みがスタート、ICT教育をさらに推し進めていく機運が高まることに。また、新型コロナウイルス感染症の影響で子供たちへの安全な教育環境の整備が急務となったことから、伊万里市としてもGIGAスクール構想に向けた環境整備を加速させていくことになったのだ。「GIGAスクール構想を強力に進めていくべく、教育長と話を進めながら、予算や情報関連に長けた人的リソースの確保、そして伊万里市に進出してきているICT関係の企業にも協力を仰ぐことで、プロジェクトを前に進めていったのです」と深浦市長。

    そんな今回のGIGAスクール構想で深浦市長が重視したのは、子供たちに生きていくための道具としての環境を整備することだ。「授業の一環として利用するコンピュータは、必要不可欠なものというわけではありません。子供たちが道具としてどのようにコンピュータを使っていくかが大切で、自由に使える環境を用意してあげることが重要です。同時に、セキュリティやリテラシー教育についても両輪で行っていくべき。行政の役割は、いい施策があれば進めていく姿勢を持ち、そしてその取り組みを支えていくことだと考えています」と深浦市長は力説する。また、GIGAスクールのように教育の領域でICT活用にとどまらず、本質的には生活のいち部品としてICTが活動できる能力を身につけてもらいたいと深浦市長は期待を寄せている。

    自治体への豊富な実績を誇るAruba、クラウド管理や認証サーバも含めた提案を評価

    そんな伊万里市が進めるGIGAスクール構想に欠かせないネットワーク整備に関しては、公募型プロポーザル方式と呼ばれる、提案事業者を募集することに。そのための仕様については独自色のある特別なものは設定しておらず、学校ごとに10~20台ほど配布予定のタブレットが快適に利用できるよう、各教室までのLAN配線やラストワンマイルとなるAP含めたネットワーク展開を基本としたという。「実際の提案では、フロアスイッチや無線LAN環境に欠かせないAPが故障した場合でも通信が維持できるような冗長化構成の提案をいただくなど、応札する各企業が描く理想的な環境を提案していただきました」と情報システム担当として、GIGAスクールの専任者として活動している教育委員会 学校教育課 学校教育係 丸田 大暁氏は振り返る。

    応札した企業のなかで評価の高い提案を行ったのが、積極的に企業誘致を行って東京から伊万里市に進出を果たした企業の1社である株式会社IACソリューションズであり、その中核を担っているのがL3スイッチなどの有線スイッチおよびAP含めた無線環境を提供するArubaだった。「各種スイッチやAPなどの死活監視は要件として加えており、その提案としてクラウド管理のAruba Centralが、ログを使って原因別の対応がリモート環境からでも状態把握できる認証サーバとしてAruba ClearPassが提案されました。コスト的に見ても我々の要求に対して最も評価が高い構成だったのです」と丸田氏。

    実は応札した他の企業も、ネットワーク環境として提案に含まれていたのがArubaのソリューションだった。「ほかの自治体で先行導入していた事例もあり、安定して稼働しているArubaの評価が高いことがポイントだと考えています」と丸田氏は見ている。またIACソリューションズについては、APの設置実績なども豊富で、認証サーバにおいてドメインと同期をとりながら認証するなど、全体の仕組みづくりにおいて優れた提案があったことを評価。

    結果として、IACソリューションズが提案したArubaのソリューションが、伊万里市のGIGAスクール構想に必要なネットワーク基盤として採用されることになる。

    わずか2か月で全ての小中学校にネットワーク環境を敷設、安定した運用を可能にするAruba

    伊万里市では、小中一貫校も含めて23校の公立小中学校があり、フレッツ網を経由して接続するケースと伊万里ケーブルテレビ網を経由して接続するケースに分かれている。スイッチ含めたネットワーク全体が冗長化されており、各学校にはAruba製のL3スイッチおよびPoEスイッチ、ハブなどを設置、PoEスイッチの先にAruba AP-500シリーズが各教室に設置され、APは仮想コントローラ機能として活用しているものも含めてトータルで700台ほどが展開されている。また、有線および無線の全ネットワークをクラウドから一括管理できるAruba Centralによってネットワークの把握が可能で、ネットワークにアクセスするための認証サーバとしてAruba ClearPassが活用されている。

    実際の活用シーンでは、インターネットを検索するような調べ学習の場面はもちろん、教科書内のQRコードをタブレットのカメラで読み込んでWebにアクセスしたり試験用紙に記載されているQRコードを読み取って英語のリスニング試験などに参加したりなど、さまざまな用途で活用している。また先生同士でもグループごとにオンライン会議などを実施するなど、コミュニケーション環境に不可欠なネットワーク基盤としてもフル活用している状況だ。

    今回のプロジェクトでは、議会承認を受けてから設計及び開発を実施し、機器搬入からはわずか2か月というタイトなスケジュールのなかで23校全てのネットワークを整備することに成功している。実際には現場への展開を考慮して東京のスタッフが大挙して伊万里市を訪れ、短期間のうちに設定整備を行った経緯がある。「地元をよく知る伊万里のLAN施工業者と協力しながら短期間のうちに現場へのLAN展開やAP設置などを滞りなく行っていただけました。パソコンの充電保管庫の整備もしていただくなど、ネットワークに関する豊富な実績と知見を持っているIACソリューションズだからこそ納期通りに導入できました」と丸田氏はIACソリューションズを評価する。ネットワーク整備はもちろん、各学校へ展開するサーバ設定も含めて手厚い支援があったと丸田氏。

    Arubaのソリューションについては、基幹スイッチを予備に切り替えた際にもネットワークを停止させることなく切り替えができるなど、大きな障害もなく安定したネットワーク運用が可能になっている状況だ。「何かログインできない事象などがあっても、Aruba ClearPassのログマネージャですぐに理由が明らかにできます。Aruba Centralによって死活監視も容易など、運用上の負担を最小限に少人数でも運用できているのはArubaの大きな魅力の1つ」と丸田氏。APについてもWi-Fi6対応のため、新たなデバイスが現場に展開されたとしても機能を拡張していきながら長く利用できるインフラが整備できているという。市長が目指す教育現場への道具の提供が実現できただけでなく、センターでの一括管理によって運用保守の体制づくりにもArubaのソリューションが尽力している。

    ICT支援員を中心に現場の業務改善を加速、ICT活用の幅をさらに広げていく

    現在はインターネットに抜ける回線部分の帯域が十分でないところも残っており、帯域増強も含めて教育現場におけるICT環境をさらに充実させていきたい考えだ。すでにGIGAスクール構想に関連したICT機器を効率的に活用していくため、IACソリューションズをはじめとした誘致したICT関連企業の協力のもとI CT支援員を配置しており、学校を回りながらネットワーク以外のアプリケーション領域に至る現状を見ながら、学校の事務仕事や教職員のICT活用に向けた改善提案なども実施している。

    授業においても、シンプルなインターネット検索のような活用のみならず、コミュニケーション基盤として導入しているMicrosoft 365内のMicrosoft Teamsを使ったオンライン授業への展開など、GIGAスクール本来の活用をさらに推し進めていきたいと力説する。「ICT環境をフルに活用するためには、教職員のレベルの底上げも必要ですし、同時にICT支援員の支援によって現場の業務効率化を進めることも重要です。まだ現場には紙やExcelを中心とした業務も数多く残っており、ICT支援員の協力のもと、子供たちへ多くの時間を充てることができるような環境づくりの優先度を高めて進めていきたい」と丸田氏は締めくくった。 

    運用上の負担を最小限におさえ、少人数でも運用できているのはArubaの大きな魅力の1つ
    伊万里市,教育委員会 学校教育課 学校教育係, 丸田 大暁氏