ライフサイクル終了に関するポリシー
Arubaは、ライフサイクル終了 (EOL) が予定されている製品についてマイルストンを周知することを約束しています。このポリシーは、2013年8月1日に発効されています。
I. ハードウェアのライフサイクル終了
ライフサイクル終了 (EOL) を予定するすべてのハードウェア製品について、Arubaは販売終了 (EOS) 日の6暦月前にライフサイクル終了のご案内を行います。EOS日をもって該当製品は価格表から除外され、購入することはできなくなります。ライフサイクル終了のご案内にはサポート終了 (EOST) 日も記載され、これはEOS日より5年後となります。
ネットワークサービスのアプライアンスなどのようにArubaがOEM提供しているハードウェアの場合、OEM先のライフサイクル終了ポリシーに基づいてEOLマイルストンが異なる場合があります。
終了製品のサポートは、メンテナンス契約を購入したお客様、または標準保証の期限切れ前に新製品保証をメンテナンス契約に変更したお客様にのみ提供されます。終了製品の交換または修理ができない場合、Arubaは終了製品を実質的に同等のハードウェアに交換することによって必要なサポート要件を満たす権利を有します。
ハードウェアのマイルストンの定義
サポート終了 (EOL) のご案内: -6か月前
Arubaが一般消費者に対して特定の製品の販売終了およびサポート終了を公表する日。EOLに関するご案内は、ライフサイクル終了製品のWebページにも掲載されます。
販売終了 (EOS): 当日
一般的な販売チャネルから製品を注文できる最終日です。この日を過ぎると該当製品は購入できなくなり、価格表から除外されます。ただし、EOS日は在庫の持続性に左右されるため、Arubaの判断により、実際のEOS日は公表された日付より早まる場合があります。そのため、入荷待ちおよび新規のすべての注文については、EOLのご案内に掲載される推奨代替製品に移行することを強くお勧めします。
新規サポート購入最終日: 4年後
該当製品のサービス契約を購入できる最終日です。サポート終了日に合わせてサービス契約は1年に限定されます。複数年のサービス契約は選択できません。
サービス契約更新最終日: 4年後
該当製品のサービス契約を延長または更新できる最終日です。サポート終了日に合わせて延長または更新は1年に限定されます。複数年のサービス更新は選択できません。
サポート終了日 (EOST): 5年後
Aruba TACによるサポートを利用できる最終日です。この日を過ぎると該当製品に関するすべてのサポートサービスは利用できなくなり、製品はライフサイクル終了となります。製品のソフトウェアのダウンロードや資料へのアクセスもこの日を過ぎると終了する可能性があります*。ライセンス管理もまた、この日を過ぎると終了する可能性があります*。
*制限は、元の所有者に対するライフタイム保証製品には適用されません。
II. ソフトウェアのライフサイクル終了
ソフトウェアのEOLマイルストンは、次のように定められています。ソフトウェアが製品ライフサイクルにおいてメンテナンス終了 (EOM) マイルストンに達すると、Arubaはその後、メンテナンスまたはパッチリリースの作成または提供を行いません。EOMからサポート終了までの期間中、Aruba Customer Advocacyは引き続き問題の調査、トラブルシューティング、特徴付けを行います。EOMに達したソフトウェアによって解決策が見つからない場合、Aruba Customer Advocacyはイメージを現在入手可能な最新版にアップグレードすることをお客様に要求します。
ソフトウェアライセンスの販売終了
Arubaは、提供するソフトウェア製品の組み合わせを定期的に調整する場合があり、その一環として、ライセンス対象モジュールなど、ソフトウェア製品の販売を終了する場合があります。ソフトウェア製品ライセンスの販売を終了する場合は、上記の定義のように「販売終了 (EOS)」としてご案内を行います。終了製品に対するAruba TACのサポートは、現行のサポート契約を締結しているお客様に提供されます。場合により、Arubaは終了製品をサポートする代わりに、実質的に同等の機能を提供する場合があります。
ArubaOS (AOS) およびArubaOS-CX (AOS-CX) は、ショートサポートリリースおよびロングサポートリリースのライフサイクルに移行しました。詳細については、https://www.arubanetworks.com/support-services/arubaos-software-release/をご覧ください。
その他のAruba製品は固有のライフサイクルを維持し、それぞれのリリースノートおよび/またはライフサイクル終了製品のWebページに情報が掲載されます。
ソフトウェアのマイルストンの定義
最初のリリース日: T0
新しいソフトウェアリリースの一般提供開始日。リリースの時点で、EOLのスケジュールがライフサイクル終了製品のWebページに公開されます。
メンテナンス終了 (EOM):
Arubaの製品開発およびエンジニアリング部門が最後のソフトウェアメンテナンスまたはパッチリリースを提供できる最後の日。バグや脆弱性のパッチのリリース頻度は、時間の経過とともに減少します。ショートサポートリリース (SSR) のEOMは、ソフトウェアの種類 (AOSまたはAOS-CX) により異なります。ロングサポートリリース (LSR) のEOMは、ソフトウェアの種類 (AOSまたはAOS-CX) により、最初のリリースから3年後または4年後です。
- ArubaOS 8 (AOS 8) のSSR: 次のSSRまたはLSRがリリースされるまでに限りメンテナンスされます。
- ArubaOS 8 (AOS 8) のLSR: 最初のリリースから4年後。
- ArubaOS 10 (AOS 10) のSSR: 次のSSRまたはLSRがリリースされるまでに限りメンテナンスされます。
- ArubaOS 10 (AOS 10) のLSR: 最初のリリースから3年後。
- ArubaOS-CX (AOS-CX) のSSR: 次のLSR T0の6か月後までに限りメンテナンスされます。
- ArubaOS-CX (AOS-CX) のLSR: 最初のリリースから3年後。
他のAruba製品では、現在「開発終了 (EOD)」マイルストンが引き続きを使用されている場合があり、このマイルストンは、Arubaの製品開発およびエンジニアリング部門が最後のソフトウェアメンテナンスまたはパッチリリースをリリースできる最終日でもあります。
サポート終了日 (EOST):
メンテナンス終了からサポート終了までの期間中、その製品リリースを使用して解決策や回避策を提供するために、Aruba Customer Advocacyは引き続き問題の調査、トラブルシューティング、特徴付けを行います。EOMマイルストンに達したソフトウェアによって解決策が見つからない場合、Aruba Customer Advocacyはシステムを最新のソフトウェアリリースに更新することを要求します。ソフトウェアリリースがEOSTマイルストンに達した後、ソフトウェアイメージはArubaのサポートWebサイトから削除され、Aruba Customer Advocacyは商業上合理的な範囲でのみサポートを提供します。
ショートサポートリリース (SSR) のEOSTは、ソフトウェアの種類 (AOSまたはAOS-CX) により異なります。ロングサポートリリース (LSR) のEOSTは、最初のリリースから5年後です。
- ArubaOS 8 (AOS 8) のSSR: EOST = EOM。
- ArubaOS 8 (AOS 8) のLSR: EOMから1年後。
- ArubaOS 10 (AOS 10) のSSR: EOST = EOM。
- ArubaOS 10 (AOS 10) のLSR: EOMから2年後。
- ArubaOS-CX (AOS-CX) のSSR: EOST = EOM、最初のリリースから1年後。
- ArubaOS-CX (AOS-CX) のLSR: EOMから2年後。
AOSおよびAOS-CXのEOMからEOSTまでの期間中、Arubaの製品開発部門は重要度が「高」または「重大」のCVSS問題に対し、必要に応じて脆弱性のパッチを提供します。その他のAruba製品ラインについては、個々の場合に応じてこうした問題に対処する場合があります。
ソフトウェア限定のサポート契約の場合、新規サポート購入最終日またはサービス契約更新最終日は、ソフトウェアのサポート終了日に準じます。
終了ハードウェアに対するソフトウェアのサポート
時として、比較的新しいソフトウェアリリースが、終了ハードウェアに対するサポートを終了する場合があります。このような場合、終了ハードウェアのサポートが含まれる最新のメンテナンスレベルリリースは、終了ハードウェアがサポート終了マイルストンに達する時点まで、Arubaによって引き続きサポートされます。この期間中、Aruba Customer Advocacyは、このリリースにおける問題の調査とトラブルシューティングを継続します。Arubaは、セキュリティ関連のバグやお客様へのサービスに影響する重大な問題に対処するために、パッチリリースを提供する場合があります。このような更新では、新しい機能は提供されません。
終了ハードウェアに対するCentralまたはCentralオンプレミスのライセンスのサポート
製品が終了した場合でも、通常は製品が使用可能な全期間においてCentralまたはCentralオンプレミスに接続することができます。
ただし、ハードウェアのEOST日後は、次のことにご注意ください。
- Arubaは、終了製品がハードウェアのEOST日より後も無期限にCentralまたはCentralオンプレミスに接続できることを保証することはできません。
- EOST日に達した後、Aruba Customer Advocacyは商業上合理的な範囲でのみサポートを提供します。
- Arubaは、CentralまたはCentralオンプレミスで提供された新機能と、終了ハードウェアまたは終了ハードウェアで実行しているソフトウェアとの互換性を保証することはできません。